1997-11-27 第141回国会 参議院 厚生委員会公聴会 第1号
もう一つ、最近私が直接経験しましたエピソードでありますけれども、十一月初めに長野県の山奥の四賀村という人口六千の典型的な過疎化した農村の社会福祉大会というものに呼んでいただきまして、お話をしてまいりました。 ここはもう三年来行っておりまして、毎回介護保険等の説明をしておりますけれども、最後に御質問はということで二、三人の方が質問をされました。
もう一つ、最近私が直接経験しましたエピソードでありますけれども、十一月初めに長野県の山奥の四賀村という人口六千の典型的な過疎化した農村の社会福祉大会というものに呼んでいただきまして、お話をしてまいりました。 ここはもう三年来行っておりまして、毎回介護保険等の説明をしておりますけれども、最後に御質問はということで二、三人の方が質問をされました。
ある社会福祉大会へ行った人のおかあさんが、こういうことを言っている。児童収容施設、心身障害児を持っている親である。自分がこのままでもし年をとると、自分の子供がどうなるかわからぬ、そのことの心配を考えると、そういう不具の子供については親は殺してもいいという法律をつくってもらいたい、こういうふうに無慈悲なことをするのであるならば、こういう発言をした人のことばが私はわかる。
年々行われる婦人週間、母の日などの世論調査は、必ず母子世帯を救うべきであると強く叫ばれ、また全国的未亡人大会や社会福祉大会、児童福祉大会、民生委員大会などでも、必ず母子福祉法実現方を決議して参りました。しかるに与論を無視して法的保護がなされなかつたことは、政治の貧困以外の何ものでもありません。