2003-06-03 第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
だからこそ、皆さんの方は保険の専門家だから保険を研究してはると思うんだけれども、法律学全集の大森忠夫さんの「保険法」の中で、「私保険制度といえども、経済的には多数人からの拠出金を基礎とする一種の社会的貯蓄制度として、またとくに多数の加入者に対する経済生活の安定保障の制度として、社会的にも重要な機能をもっている。」
だからこそ、皆さんの方は保険の専門家だから保険を研究してはると思うんだけれども、法律学全集の大森忠夫さんの「保険法」の中で、「私保険制度といえども、経済的には多数人からの拠出金を基礎とする一種の社会的貯蓄制度として、またとくに多数の加入者に対する経済生活の安定保障の制度として、社会的にも重要な機能をもっている。」
もちろん今日の貯蓄というものは、個人の貯蓄と民間企業内部における貯蓄を含めた社会的貯蓄というものが、これから日本の国の設備投資なり、あるいは生産増強の基盤を作る上に必要だと考えます。そういたしますならばいろいろな企業、ことに日本の経済構造というものがだんだん変わって参りまして、国民消費などの対象につきましても耐久性の消費財というようなものが、その場限りの消費財よりもふえて参る。