1947-11-11 第1回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第12号
これらの婦人たち或いは孤兒たち或いは浮浪兒というようなものに対して、婦人少年局長である山川先生は十分な御認識と御処置を願えることと思うのでありますが、こうした非常な悲惨な戰爭犠牲者に対しまして、特に今後強力なる社会政策を施行して頂きたいことをお願いするのであります。 もう一つは、まだ外地に八十五万の未帰還者がおるわけであります。
これらの婦人たち或いは孤兒たち或いは浮浪兒というようなものに対して、婦人少年局長である山川先生は十分な御認識と御処置を願えることと思うのでありますが、こうした非常な悲惨な戰爭犠牲者に対しまして、特に今後強力なる社会政策を施行して頂きたいことをお願いするのであります。 もう一つは、まだ外地に八十五万の未帰還者がおるわけであります。
社会主義なり社会政策なりの長所は、民間の私企業では成り立たないもの、あるいは成り立つとしても、私企業でやることは公共の目的に反し、あるいは大衆の利益に反するものを、國営で行うところにあると思うのであります。
そういう社会問題を解決したり、或いは社会政策を実行する必要に迫られまして、そのために在來のような官吏制度ではこれを十分に行うことができない。もつと能率のある有能な官吏を以つてこれを行わなければならんという必要に迫られまして、起つたのがイギリス並びにアメリカの近代の官吏制度である。
戰前のことはもうすでに御承知のように、大体戰後の厚生行政と申しますか、社会事業或いは社会政策と申しますか、そんなような点について大体申し上げるのが適当と思います。終戰後非常に御承知のような混乱の状態がありまして、社会事業の方面から申しますと、当時の情勢では殆んどやつて行けない生活の困窮者というものが國民の一割にもなるのじやないかというふうなことが一昨年の暮あたりは予想されたのでございます。
それから第二にお尋ねになりました点は、大変大事な問題であり、この点総理大臣も厚生委員会においでになつて、民主主義と社会政策乃至は社会事業というような点からお話がございましたのであります。今度の災害のごときものも、実は援護会の力に應じておりますような社会事業に対しましては、面倒を見る人間を社会事業の人達が面倒を見ておつたというような感謝を以て迎えられる好い機会ではないか。
請願(第二百二十 号) ○恩給増額に関する請願(第二百二十 三号) ○社会保險制度の一元化に関する陳情 (第三百三号) ○教員恩給増額に関する陳情(第三百 十二号) ○結核医療施設を市営に復元すること に関する陳情(第三百二十一号) ————————————— 昭和二十二年九月二十五日(木曜日) 午前十時十三分開会 ————————————— 本日の会議に付して事件 ○社会政策
○草葉隆圓君 敗戰後の困窮いたしました國民生活の打開のために、政府は経済の実相をよく國民に知らして、諸諸の経済緊急対策を実施しながら、一方に國民に耐乏生活を求めて進んでおられるのでありますが、只今総理大臣の御答弁を伺いますと、高度民主主義の徹底ということによつて、社会政策を十分浸透する、そうして当面のこの経済の破局を救つて行くということが、先ず何よりも急務であるから、それを救つた後で社会医療に全力を
本日この厚生委員会にわざわざ御出席を願いましたので、恐らく総理におかせられましては、言うまでもなく委員会の性質、社会事業、社会政策を所管いたしまするこの委員会にお出まし下さいまするので、その方面の行政に対しまして、普通の総理大臣ならうともかく、長い間社会政策に御盡力遊ばされ、草葉委員の申されるがごとく、殊に母子問題については懐しい片山先生、この席にお出まし下さいまするにつきましては、恐らく力強いお土産
また一面におきまして、戰時中の企業整備によつて淘汰されておりました多数の小さい業者が、もとの企業に戻りつつある事実によりまして、失業緩和の一助ともなつておりまする今日、これに逆行して、既存の中小企業を圧迫して、その生活を脅かし、社会不安を増大するがごとき存在が続出することは、社会政策上見逃しがたいところであると存じます。
特に市街地信用組合は、当然企業金融の建前でありますから、商工組合中央金庫と提携すべきでありまして、社会政策的消費金融を行う庶民金庫に所属さるべきではないと思うのであります。
このときに社会政策を確立して、速かにこれが対策を実施しなければ又いずれの時にかこれを爲す、という重要な時期であろうと存じます。 いわゆる一方におきましては、経済的な意味からの最後の段階に立到つておる現状であると同時に、社会政策的な社会事業の面から申しますと、最も振興を急務とする時期と相成つておると存じます。
第二点は、社会政策の立場から兒童問題というものを今後どういうふうに取り扱つて來たら宜いかということを、この施設から汲み出そうとする。第三番目は、福祉法案を以て、この法案をその侭実施して行つた場合に、敗戰後の將來の日本を本当に背負う子供ができ上つて來るかということ。大体私はこの三つの調査の態度を以て視察して参つたのであります。
このときに当りましていろいろ重大なる施策が勿論必要でありまするが特に私はこの社会政策に関しまする事柄は今申し上げまする我が國の再興の基礎をなすべきものでありまするからこれらの点につきましては何をおいても社会施設ということには重点的にこれを採り上げて行かなければならんとかように考えておるのであります。
○山下義信君 社会事業行政、社会政策行政が非常に重大であるということを只今大臣がお述べになりました。今後この社会保障行政について委員会をお作りになるということでございました。これは今後のことでございます。その重大な厚生行政、社会事業行政に関しまする内閣の、そういう方面に力をお入れになるということが、片山首相の一般施政方針の御演説の御発表の中に寸豪もございません。一言半句もございません。
文化、教育の向上も、労働省の新設も結構、失業保険やその他の社会政策も結構でありまするが、これらは少なくも國民に最低の衣食住を保障してから初めて出発すべきものであると信ずるのであります。(「そうだそうだ」と呼ぶ者あり)然るに今年度千八百億円の予算の内、住宅政策のために僅か十億に足りない金でこれを賄おうというがごときは、全く本末を顛倒したものであると言わねばなりません。
(拍手)この席上にお見えになつておりませんが、私の信頼と尊敬を以て迎えております平野現農相、社会政策の推進力であるところの平野農林大臣は、この主張に対しまして、必ずや満腔の賛意を以て御共鳴下さるものと確く信じて疑わない次第でございます。生産、集荷は配給の根本基盤であります。この点について私の意見を申上げたいと存じます。
議場の諸君、われわれが主張することの重農社会政策に対して、御賛同あらんことを望むものであります。 第二に、政府は今後の配給米は値上げするということでありますが、いまや農村は、一一〇%供出強要で、ほとんど自家保有米も供出させられておる現状であります。このために、食糧増産に挺身した百姓が獄屋につながれたり、さらに一家みなごろしにしたという、驚くべき社会問題を惹起しつつあるのであります。
次にお尋ねしたいことは、とかく世の中では社会政策と社会主義を混同しておるように私は考えておる。社会政策はいうまでもなく、國民全体の福利増進のために、できるだけ國家の財政の許す限りにおいて、昨日安本長官も無論社会主義じやおありにならんだろうが、資本の蓄積を唱えておられる。