1972-05-12 第68回国会 衆議院 大蔵委員会 第26号
と申しますのは、税制調査会は、いつも申し上げることでありますけれども、われわれは 一種の社会技師なんですね。大きな、ハイポリシーといいますかビジョンというものはやはり国会がやるべきものじゃないか。
と申しますのは、税制調査会は、いつも申し上げることでありますけれども、われわれは 一種の社会技師なんですね。大きな、ハイポリシーといいますかビジョンというものはやはり国会がやるべきものじゃないか。
それよりも、私の税調会長としての心がまえをちょっと申し上げたらおわかりいただけるかと思いますが、大体こういう政府の委員会というのは、まあ一種の社会技師と思っておりまして、非常なりっぱなアイデアといいますか、ビジョンを、どうしたら最も巧みに生かせるかと、あとのほうのことに努力すべきが、われわれの最大の任務であると、こう思っております。
それよりは専門のそういう社会技師を養成する、それをソシアル・ワーカーといいましようか、或いはソシアル・サービスをする人を特に養成して、それを発達させる。それによつてそれぞれの親切な指導をする、そういうことが中心になつておりまして、非常な金のかかるような特殊なことを考えておりません。ただ方向はそういう確定的な方向をとりたいということであります。