1988-11-08 第113回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第2号
それから、持ち家なのか社会化住宅なのかというようなことを簡単でいいからお尋ねをしておきた いと思うのです。 これはヨーロッパが戦後、戦争でもって住宅が大分被害を受けて、その復旧のために一番最初に手がけたのが社会化住宅なんですよ。日本だけなんですね、民間住宅に依存してきたのは。だからおくれたということもあるんじゃないかと思うのですね。
それから、持ち家なのか社会化住宅なのかというようなことを簡単でいいからお尋ねをしておきた いと思うのです。 これはヨーロッパが戦後、戦争でもって住宅が大分被害を受けて、その復旧のために一番最初に手がけたのが社会化住宅なんですよ。日本だけなんですね、民間住宅に依存してきたのは。だからおくれたということもあるんじゃないかと思うのですね。
わが党は、今国会におきましても提示いたしましたごとく、宅地の国家管理を断行して、社会化住宅を大量に建設することによって国民の住宅不足を緩和させようという方策を提示いたしました。政府におきましてもこのようなことをひとつ十分に勘案して、この住宅不足に対する諸問題の解決に邁進せられんことをこの際要求いたしておくものであります。
私たち日本社会党は、いま、社会化住宅建設緊急措置法案を準備中でありますが、今後五カ年間に七百六十万戸を建設し、このうち六〇%を政府施策住宅とし、さらに、そのうちの六〇%、二百七十四万戸を公営住宅にしようとするものであります。これは政府の公営住宅建設量のほぼ五倍半に当たるもので、現在の住宅難解消のためにぜひとも必要とされる最低の量であります。
社会化住宅というふうに公然と出してやっておるわけであります。これは政府委員のほうでよろしいのですが、日本では今日までの実績で一千万戸住宅、七百万戸住宅、五百万戸住宅、そういう政府のキャッチフレーズの中で、大体どのくらい公営住宅ができておるか、どのくらいの実績を持っておるか、これはひとつ念のためにお聞きをいたしておきます。
○大原委員 これは外国の例では、一年間に少なくとも三十万戸あるいは六十万戸というふうに、社会化住宅をつくっておるわけです。それはと竜かくとして、とにかく公営住宅が量が非常に少ないから、低所得階層その他の問題が解決しないだけでなしに、どさくさまぎれの住宅がどんどん建っていく、こういうことだと思うのです。