1960-10-22 第36回国会 参議院 本会議 第4号
そしてついに去る十月十二日には、社会党委員長淺沼稻次郎氏が凶刃に倒されるという、未曾有の不祥事件を惹起したのであります。公の団体の主催する三党首立会演説会で、政治の最高責任者である池田首相が至近の距離に控え、ラジオ、テレビを通じて全国民の注視の中で政策の発表の中途において暴漢に刺殺されるなどということは、想像を絶する痛恨事であります。
そしてついに去る十月十二日には、社会党委員長淺沼稻次郎氏が凶刃に倒されるという、未曾有の不祥事件を惹起したのであります。公の団体の主催する三党首立会演説会で、政治の最高責任者である池田首相が至近の距離に控え、ラジオ、テレビを通じて全国民の注視の中で政策の発表の中途において暴漢に刺殺されるなどということは、想像を絶する痛恨事であります。
○北條雋八君 私は、質問するに先立ちまして、去る十二日に惜しくも凶刃に倒れられました社会党委員長淺沼稻次郎君の御逝去に対しまして、衷心より哀悼の意を表し、つつしんで御冥福をお祈りするものでございます。 さて私は、昨日行なわれました池田総理大臣の施政演説並びに閣僚の演説に対しまして質問したいと思います。 質問の第一は、暴力の追放と議会政治の擁護についてであります。
これに先だって、過日日比谷公会堂における三党首立合演説会において演説中、凶刃に倒れた盟友、社会党委員長淺沼稻次郎君のみたまに対し、深甚なる哀悼の意をささげたいと思うのであります。