1985-11-22 第103回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
公務員制度としての恩給的要素、さらには厚生年金と共通部分をつくる、等しい考え方に立つ職域保険制度、そして社会保障的要素などの性格が混在する結果となって、制度自体に論理的一貫性を欠くことになったのではないかと見ております。
公務員制度としての恩給的要素、さらには厚生年金と共通部分をつくる、等しい考え方に立つ職域保険制度、そして社会保障的要素などの性格が混在する結果となって、制度自体に論理的一貫性を欠くことになったのではないかと見ております。
答申の中に、これは昭和五十一年二月十二日に自治大臣にあてられた答申の内容の一部でございますけれども、「共済組合制度に包含されている社会保障的要素と企業福祉的要素」、この表現についてはいろいろまた見解の異なるところでありますけれども、これはすなわち厚生年金的な年金プラスアルファをしていくのが共済制度なんですよと言っているところですよ。「の区分については、その考え方を明らかにすべき段階に来ている。」
「社会保障的要素と企業福祉的要素」、これはいままでよく言われております共済年金というのは、社会保障的要素というのは言うならば厚生年金並みのものですよということです。それにプラスアルファしていくのが共済年金の性格なんだ。また抜本改正に当たっては、本審議会が提言している「皆年金下の新年金体系」の提言に、阻害要因とならないように注意していきなさいよ、こう言っておるのですよ。
いままではあいまいとした社会保障的要素の中でとられてきたこれらの諸対策が、基本懇答申によってそこに明らかに一つの国家補償的な流れが大きく盛り込まれたわけでありますから、当然従来の諸対策から一歩前進した中における取り組みがなされなければならないし、また当然そうしなければならないと思うわけでありますが、そういう意味においてどのような取り組みの大きな変わり方が出てきたのか、その点をお尋ねいたします。
ただし、われわれが考えているのは、新しい角度で社会保障的要素、特に年金における最低生活保障という考えを実現するためのその独立性というか、自主性というか、自立性というか、そういうものを考えるべきなんだ、こういう気持ちであったわけです。
これは主計局もおられるからぬかりはないと思いますけれども、私は、やはり社会保障的要素が少し多過ぎはしないかということが一つ、さらに、ウエートから考えても、今日でいえば二〇%を占めておる。これは大事なものであるが、やがては五%以下になるといったようなもののために抜本的な策をいろいろ言われるけれども、やってみても五%でしょう。
まず最初に、石炭対策はいろいろ叫ばれておりますけれども、これはあくまでもエネルギー対策として、経済政策として解決すべきものであると思いますけれども、社会保障的要素がばかに多いようにも思うんですけれども、一体、政府の基本的な立場は、石炭対策はあくまで経済対策である、経済政策であると考えてよろしいか。
それで健康保険は申すまでもなく、社会保障制度の一環としての社会保険でありまして、社会保障的要素を一そう強める方向に推進せしめます必要につきましては、私たちも平素主張いたしておるところであり、多くの方が御異論がない点かと思うのであります。
そうなれば、これは社会保障制度の一環としてでも考えられる問題じゃないかと思いますが、社会保障的要素を持つものと認定されるかどうか、簡単にお答え願いたい。