1964-06-09 第46回国会 衆議院 社会労働委員会 第52号
御承知のとおり昭和三十七年八月に社会保障制度総合調整に関する答申と勧告が出ているわけです。これにおいても明らかに、労災についても総合調整をやりなさいという意見を出しているわけでしょう。ところがそういうものについては、三十七年の八月ですからもう三十八、三十九と二年にもなるのだけれども、それについては何もされていない。
御承知のとおり昭和三十七年八月に社会保障制度総合調整に関する答申と勧告が出ているわけです。これにおいても明らかに、労災についても総合調整をやりなさいという意見を出しているわけでしょう。ところがそういうものについては、三十七年の八月ですからもう三十八、三十九と二年にもなるのだけれども、それについては何もされていない。
○多賀谷委員 社会保障制度総合調整に関する基本方策についての答申及び社会保障制度推進に関する勧告ですが、生活保護もずいぶん上げたとおっしゃるけれども、これは昭和四十五年三倍ということになっておる。これは実質三倍。それに対して、当時の厚生大臣西村さんは、このように努力しますと、何度も言っておられる。これが物価の問題とからんで実質的にそういう情勢になっていない。これはひとつ警告をしておきます。
従って、労働の基本的三法及び社会保障制度総合調整というものは、ある程度時間がかかる。しかし、方向は、私はいずれそういう時期は来るものと考えております。