1972-06-06 第68回国会 参議院 大蔵委員会 第30号
さらに、必要経費の問題についてお触れになったわけですが、社会保険医療報酬のこれから審査が始まるという段階でございまして、私は特別委員長を仰せつかっておるわけでありますが、今後どのように検討していくのが正しいのか。
さらに、必要経費の問題についてお触れになったわけですが、社会保険医療報酬のこれから審査が始まるという段階でございまして、私は特別委員長を仰せつかっておるわけでありますが、今後どのように検討していくのが正しいのか。
次に問題を移しますが、社会保険医療報酬、税制でも経費率がきまっておるのはこれだけなんですね。しかも、昨年あたりも実態調査に近いものを、国税庁でもわれわれのこの委員会にだけ出されたわけでありますが、経費率もかなり下回る、大体五〇%ないし六〇%ぐらいということも言われておるというようなことになりますと、やはりこの問題については国民がどうもおかしいというような非常に大きな疑惑を持つわけであります。
次に、医療報酬が最近のいわゆる高度経済成長に見合った状況にあるかどうかという点でありますが、社会保険医療報酬の最近におきます上昇の推移 についてこれを調べてみたところによると、昭和二十三年十月から昭和三十八年九月に至るまでに、五回にわたって改定が行なわれておりますが、この間、その上昇指数は、実に十五カ年間でわずかに四八・一%という、きわめて驚くべき低率にあるのであります。
先ほど園先生は、この臨時医療調査会法につきましては、きわめて賛辞をもって推賞をされましたが、私は、内容につきましては、まだつまびらかでございませんので、あえてその具体的な点につきましては申し上げませんが、御承知のとおり、現在の社会保険医療報酬というものが、自由主義、資本主義経済の中において、社会主義的な統制的な形に置かれたきわめて矛盾の多い形となっております。これは御承知のことと思うのであります。
にもかかわらず、今回は、先ほど相馬委員の御発言のとおり、国会の全会一致をもって通過したいわゆる社会保険医療報酬制度に関する雪解けを期待する大きな希望をもって成立したものでございまして、これに委員を送らぬ、これの構成ができぬ、これに対しては、あまり強い方針で臨めないのだということは私は納得がいかない。私は、決して一部の委員欠員のままですべてを強行しろというのではありません。
そうでないと社会保険医療報酬というものは、当然一方的にきめられるものではない。しかしまた、保険者、被保険者等の負担等も一応考えて適正にきめられる、そうでないとお互いに納得いかない、医療報酬は十年間で八・五%しか上がっておらない、これに対して引き上げ要求をすると、単に見かけの生活が医者はいいから、その要求は頭から不当だということにされてしまう。
その一つはどういうことかというと、社会保険医療報酬の支払い方法について、医師の医療報酬は支払い基金を通じて支払って、薬剤師の調剤報酬は各個払いとなっている。従来処方せんが実際に出回っていなかったら問題は何もなかったのですが、この四月一日からはとにかく処方調剤というものが薬局において現実に行われている。架空論じやない、現実の問題だ。
医薬分業を何らかの事態によりまして来年一月一日から実施して参らないという段階に立ち至りました場合には、それでも新医療費体系を今の社会保険医療報酬の上において実施するおつもりであるのかどうか。さらにまた実施した方が都合がいい、今の支払い形態よりもこの新しい医療費体系をとり入れた方が都合がいいというようにお考えになつておるか、これについてお尋ねしたいと思います。
○岡委員 実は医薬分業を実施するということと、社会保険医療報酬の場行の制度、一点単価と点数のかけ合せというふうなことによつて診療報酬を決定しておるという現在のやり方というものは、非常に密接不可分な関係にあると思う。それであるからやはり現行の社会保険医療報酬の算定の仕方というものを、やはりこういう機会に根本的に建て直す必要がありはしないか。
○山縣国務大臣 ただいまお答えを漏らしましたが、保険料の改訂の問題は、これは実はちようど単価の問題とか、非常にいろいろな問題がございまして、できれば保険財政をさらに健全化いたして、それによつてその面からいわゆる社会保険医療報酬に対する問題も解決いたし得ればとも考えます。
松澤兼人君紹介)(第一八七九号) 七一 同(水谷長三郎君紹介)(第一八八〇号) 七二 同(今澄勇君紹介)(第一八九六号) 七三 同(江崎一治君紹介)(第一八九七号) 七四 織物消費税廃止に伴う損失補償に関する請 願(江崎一治君紹介)(第一八五三号) 七五 同(黒田寿男君紹介)(第一八八一号) 七六 同(竹村奈良一君紹介)(第一八九八号) 七七 同(逢澤寛君紹介)(第一九五九号) 七八 社会保険医療報酬
第一八九七号) たばこ民営反対の請願(井上知治君紹介)(第 一八一三号) 資金運用部資金法制定に関する請願(松本善壽 君紹介)(第一八三三号) 同(阿左美廣治君紹介)(第一八五二号) 織物消費税廃止に伴う損失補償に関する請願( 江崎一治君紹介)(第一八五三号) 同(黒田寿男君紹介)(第一八八一号) 同(竹村奈良一君紹介)(第一八九八号) 同(逢澤寛君紹介)(第一九五五号) 社会保険医療報酬