1952-02-01 第13回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
○岡(良)委員 療養所の患者は必ずしも国保あるいは健保の患者には限りませんが、しかしどちらかといえば、主としてこういう社会保険の患者なり医療扶助の患者が多いのです。そこで保険單価も上り、完全看護をモットーとしている国立療養所としても、入院料の点数が上つているのです。ただ上つているのではなしに百円足らず上つている。
○岡(良)委員 療養所の患者は必ずしも国保あるいは健保の患者には限りませんが、しかしどちらかといえば、主としてこういう社会保険の患者なり医療扶助の患者が多いのです。そこで保険單価も上り、完全看護をモットーとしている国立療養所としても、入院料の点数が上つているのです。ただ上つているのではなしに百円足らず上つている。
できるだけ社会保険の形において助け合おうじやないか、国家も大きなしわ寄せに対して見てやろうじやないか、これが社会保障の姿でなければならぬ、こういうふうに考えております。決して厚生行政に対して、ただ野党的な立場から、いやがらせの予算請求や事業要求をするということは、絶対に今後いたしたくない。そういう意味でありますので、その点は十分大臣におきましても、お考え願いたいと思うのであります。
それから次に社会保険の点でございますが、これもお話のように、今日ばらばらになつております。これはできるだけ統合をして、一貫性を持たせて行きたいと思つておりますが、ただ社会保障全体の問題にしましても、社会保險の問題だけにいたしましても、私としては形を早く整えるという行き方よりも、まず中身を充実して行きたい。これを先決に私は考えております。中身が充実されるにつれて、形も漸次改めて行きたい。
敗戰後の八千三、四百万の人口を四つの島に押し込められた今日、人口問題をどうするかというふうな、根本的な大きな問題を控え、また憲法の改正によりまして、国民の生活権というものを国家が保障するというな立場におりながらも、そういう立場から社会保障という言葉が大きく打出されておりまするけれども、現実の厚生行政の段階を見ますと、まつたくこれは社会保障というものでなくて、ただ歴史的に自然発生いたしましたところの社会保険
第三に民生の安定及び文教の振興のための施策といたしましては、まず生活困窮者の保護のための生活保護費として二百四十六億円、健康保険その他社会保険の充実のために五十三億円、結核対策費として九十三億円、失業対策経費として百二十九億円を計上いたしまして、民生の安定に関する必要な経費の確保をはかりました。
それから社会保障の経費について申しますと——社会保障の経費と申しますと、四ページの最後の、四の生活保護費五、社会保険費、六、結核対策費、七、失業対策費、こんなものを合せたものでありますが、五百二十六億、前年が四百六十七億で約六十億ほどふえております。それから教育文化費は三百三十五億、前年が三百十四億で二十一億ほどふえておるのであります。
我が国同様のドイツにおいてすら、七十五億マルクの内政費に対しまして、戰争犠牲者への年金三十億マルク、社会保険への補助七億マルク等、大半は社会保障費を以て占められておりましてへ我が国と比較いたしまして格段の相違を感ずるものでございます。費用の点はともかくもといたしまして、社会保障、民生安定に熱意のないことにつきましては、ただただ呆れるのほかはないのでございます。かの大磯の風景を御覧なさい。
)(第五五号) 水難救護法の一部改正に関する請願(神田博君 紹介)(第六五号) 新潟県下の結核病床増設等に関する請願(稻村 順三君紹介)(第七八号) 遺族援護強化に関する請願(塩田賀四郎君紹 介)(第七九号) 食品衛生法廃止反対の請願(塩田賀四郎君紹 介)(第八〇号) クリーニング業法廃止反対の請願(岡西明貞君 紹介)(第九八号) 同(早稻田柳右エ門君紹介)(第九九号) 社会保険医療強化
同じようなものが、社会保険といたしましては、(二)の船員保険の(イ)船員保険結核療養所整備費、これの中に五十ベッドございます。それから(三)の一番下にぺン書きで、(イ)健保組合結核療養所整備費、これが二千床ございます。合せまして、社会保険といたしまして三千床を結核増床として予定してございます。それが第一でございます。
即ち各種の社会保険、社会事業が各自各局にまちまちに行われておるために、その運営においては無駄が多い。従つてこれらの行政機構を合理化し、事務の能率化を図り、以て国民の利便に重点を置いて、これを一本化するということが必要である。殊に最近行政機構の改革時に厚生省を労働省に併合するというような噂を聞きまするが、この際思ひ切つて社会保障省とでもして、社会保障を徹底的に進めるほどの決心があるやないや。
なお社会保険の統合及び健康保険或いは国民健康保険に対し国庫が二割の負担をしてはという御意見でございますが、これは財政が許せばいたしたいと思いまするけれども、今日の状況におきましては無理かと思うのであります。
すなわち、まず生活困窮者の保護、健康保険その他の社会保険、結核対策及び失業対策につきまして五百二十七億円を計上し、本年度に比して六十七億円を増加いたしております。 なお住宅事情の急速な改善に資するため、住宅金融公庫に対し百五十億円の投融資を予定いたしておるのであります。
今日の社会保障の考え方は御承知の通りいわゆる生活保護法というような、考え方が非常に遅れておるが、社会保険、保険制度が中心で社会保障がなければならぬ、我々が病気になつた場合に、保険料を納めておりまして病気になつた場合一部負担をして、或いは無料で医療を受ける、会社の重役でも社長でも今は病気に罹つた場合には保険を受けるというふうで、何も会社の重役、社長を君貧乏人扱いして医療の場合にいるというような考え方では
調査承認要求の 件 ○国家公務員の給與問題に関する実情 調査のため議員派遣要求の件 ○検察及び裁判の運営等に関する実情 調査のため議員派遣要求の件 ○領土復帰問題並びに賠償問題等に関 する実情調査のため議員派遣要求の 件 ○財政金融並びに会計制度等に関する 実情調査のため議員派遣要求の件 ○産業教育、学校給食、六・三制及び 老朽校舎等に関する実情調査のため 議員派遣要求の件 ○社会福祉、社会保険及
○安田政府委員 社会保険の診療単価問題につきましては、大分前からもめておつたのでございますが、ちようど九月の六日から小委員会を開きまして、十一月の二十九日に最後の小委員会を終つたのであります。その間ちようど十一回小委員会で愼重審議されましたけれども、結局案がまとまりませんでした。それまでは大体医師会の方から一点単価が十八円十七銭という案が出ております。
○岡(良)委員 それから、なお附帶的にお尋ねしたいのですが、單価引上げに伴つて、これは私、決して医師会の代表として申し上げるのではありません、その点をひとつ曲解なくお聞きとり願いたいのですが、たとえば審議会を設けて、医療担当者をできるだけたくさんその審議会の構成メンバーにとらえて来て、社会保険制度、特に医療保険制度についての改善をはかるということを約束しておられるということを聞いておるのですが、そういうことがあるのでしようか
あるいは社会保険医療協議会との関連性、あるいは社会保険に関する審議会がまた別途ありますが、その審議会との関連性等はどういうことになつておるのですか。
単価の改訂につきましては、御承知のように社会保険医療協議会に諮問いたしましてから厚生大臣がきめることになつているのでございまして、第一回の小委員会が九月六日に開かれまして、それから回を重ねること十一同、十一月二十九日に小委員会を終り、同日総会にこれを付議いたしましたような次第でございますが、実は単価のきめ方につきまして医療協議会の中の医療担当者の側或いは保険者の側からいろいろ違つた意見が出て参りまして
○政府委員(安田巖君) これは現在ございます社会保険医療協議会に持出したいと思つております。時間的にも非常にもう急を要しますし、大臣の気持から言いましても成るべく早くしたいということでございますので、それ以外に方法はないんじやないか、こう思つております。
その際に現在ありますところの社会保険医療協議会との関係はどうなるかということでございますが、社会保険医療協議会は国会で御審議を願いまして定められた、法律によつてできた機関でございますので、現在のところでは仮にそういう新しい機関ができまして結論が出ましても、この社会保険の医療に関することにつきましてはそちらのほうの審議を経ることは法律上必要かと思いますが、併し又同時にその社会保險医療協議会でいろいろ紛争
更に社会保険医は労働組合と力を合せて、健康保険制度を守れと(「時間々々」と呼ぶ者あり)全国大会を開いているのであります。(「議長、時間」と呼ぶ者あり) このように、政府の戰争協力財政はあらゆる面で国民の抵抗と反撃に出会つて、心底から動揺しているのである。而して政府はこれを鎮圧せずには戰争政策を遂行することができないのであります。
○安田説明員 ただいまのお話は、社会保険の医療報酬の単価の問題だと私存じますが、御承知のように、単価問題は、約三箇月にわたりまして、社会保険医療協議会の方で審議に審議を重ねて参つたのであります。昨日総会がございまして、一応大臣に対する答申ができ上つた次第であります。
出席者 議 員 池見 茂隆君 厚生事務官 (社会局長) 木村忠二郎君 厚生事務官 (保険局長) 安田 巖君 専 門 員 川井 章知君 専 門 員 引地亮太郎君 専 門 員 山本 正世君 ————————————— 本日の会議に付した案件 社会保険
社会保険に関する件につきまして、最近新聞紙上等を通じて、各界がきわめて複雑怪奇なる様相を呈しておるようでありますが、その後の経過につきまして、安田保険局長より一応御説明を承りたいと存じます。
)(委員長報告) 第一二 戰犯者釈放に関する請願(四件)(委員長報告) 第一三 戦犯者の減刑に関する請願(委員長報告) 第一四 北海道千歳町に簡易裁判所設置の請願(委員長報告) 第一五 満二十年以上の旧陸軍共済組合甲組合員に年金下附の請願(五件)(委員長報告) 第一六 中小企業の融資対策に関する請願(委員長報告) 第一七 国民金融公庫法中一部改正に関する請願(委員長報告) 第一八 社会保険診療收入
して年金の受給資格を付與せられたいとの趣旨であり、請願第一千百四号は、中小企業金融の極度の窮乏に対して政府は速かに有効適切な対策を講ぜられたいとの趣旨であり、請願第一千百二十七号は、近い将来に国民金融公庫法の一部を改正して五十億の出資を追加せられると共に、公庫の役職員の待遇を、開発銀行、輸出銀行、復金等の役職員と同じ待遇に改められたいとの趣旨であり、請願第一千百二十八号は、昨今の物価上昇の結果、社会保険診療收入
そこで中小企業に対する金融は、年末には非常に逼迫しておるわけですが、この間は社会保障に関する問題と社会保険危機の問題だけを承認されて、それほど重要な問題でも緊急質問が許されなかつた。だからきよう出されたものは、共産党としては緊急質問の価値があり、緊急質問をすべきだということで提出されても、これは委員会付託ということにきめられたわけなんです。
これらの請願、陳情を大別いたしますと、社会福祉に関するもの四十八件、医療公衆衛生に関するもの二十八件、社会保険に関するもの十九件、国立公園に関するもの七件でありまして、遺族援護対策確立、兒童福祉法による措置費の国庫補助制度への復元、国民健康保険の給付費の国庫補助等、その他毎回同様の趣旨のものであります。
次に陳情第二百六十三号は、相互救済の社会政策である火災保険を発展せしめると共に、民生を安定せしめるためにも、火災保険料率を低減せられたいとの趣旨であり、これに関しましては今後漸次低減せしむる方向に持つて行く方針をとるという意味で採択いたし、請願第千百二十八号は、昨今の物価上昇の結果、社会保険診療收入のうち、経費の占める割合が増大したのであるから、現行の所得標準率を適正に改めて、所得税負担を軽減せられたいとの
(第一二五八号)(第一二七一号) (第一二七六号)(第一二九一号) ○たばこ小売の利益率引上げに関する 請願(第八七一号)(第九三五号) (第九三六号)(第九三七号)(第 九三八号)(第九三九号)(第九四 〇号)(第九四二号)(第九四三 号) ○粗製しよう脳およびしよう脳原油の 收納価格引上げに関する請願(第一 〇二一号) ○火災保険料率低減に関する陳情(第 二六三号) ○社会保険診療收入
○小澤委員長 それから緊急質問でございますが、この前お話合いの社会保険と社会保障の問題があるわけですね。その二つだけきようやつて、あとは一切なしにしたらいかがですか。また新しく出たら、それは考えることにしたらいかがですか。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○石田(博)委員 社会保険の危機に関する緊急質問と、社会保障制度促進に関する緊急質問とにつきましては、これはただいま厚生委員会に回付されておりまする決議案の措置と非常に密接な関係があるので、この決議案がまとまつて提出されるようなことになりましたならば、その建前において御処理を願うこととしまして、まとまらない場合におきましては、緊急質問として上程されることに賛成いたします。
医薬品の配給関係の事務は五〇%、それぞれその程度の整理を行うのでございまするが、社会保険の現業事務、それから守衛、小使、運転手、交換手等については五%、低率の整理にとどめることにいたしたのでございます。又地方の部局におきましては六十五人を整理することといたしたのでございます。