1947-11-08 第1回国会 参議院 本会議 第47号
從いまして名称も海難審判法と改め、懲戒も情状によつてはこれを免除し得る途を開き、又勧告の制度も拘束力は持ちませんが、社会的には海難の防止上相当の効果を期待し得る方法ではないかと考えられます。
從いまして名称も海難審判法と改め、懲戒も情状によつてはこれを免除し得る途を開き、又勧告の制度も拘束力は持ちませんが、社会的には海難の防止上相当の効果を期待し得る方法ではないかと考えられます。
すなわち業者を通じてでなく、お互いのやみ取引が行われておるというのが實情でありまして、いかに業者が公定を守ろうとしても、社会の情勢、現在の状態は守り得ない。こんなくだらない公定は早く撤廃した方がいいと考えております。 それからもう一つは、もし業者が良心的に公定で買つたといたします。
殊に中古衣類の公定価格は昭和十七年制定されたるものであつて、當時戦時統制の圧力は古着類の特殊的存在に対し検討する余地を与えず、むりやりに統制のわく内に入れたものと考えられるの感あり、しかして現在は価格統制當時とまつたく社会情勢一変し、物価の暴騰、食生活の窮迫の今日、なお公定価格撤廃に至らざるは、實に遺憾とするところであります。私は以下數項に分けて、公定価格撤廃の必要性を述べたいと思います。
○林(大)委員 中古衣類の価格が今政府委員からのお話のように、政府としては守らなければならないということを考えておられるようでありますが、一體この法律が一つの社会意識として普遍性をもつということが必要であるのでありまして、その意味においてこの中古衣類の公定価格というものが、私どもが見るところでは守られざる法律だ、こう思つておりますが、守られておる、守られなければならないと御主張になる政府委員としては
農地改革によつて地均しせられます基盤の上において、我が國農業の実体並びに將來世界経済に列した場合の我が國農業の在り方等についての深き考慮の下に新らしい建築をなさんとするものでございまして、即ち從來の農業團体制度を根本的に刷新し、ここに新らたに農民の自主的な協同組織を確立し、その協同の力によつて、我が國農業の零細経営から來りまするところの不利益を補い、経営の合理化、生産性の向上、その他農民の経済的、社会的地位
漁村鷹巣の現況、漁村鷹巣は本村の内和布、蓑、松蔭、長橋、北菅生、南菅生の六字の総称にして、鷹巣漁業会を構成し、会員三百五十名を有し、資材の共同購入、漁獲物の共同出荷、会員の貯金、金融等の経済事業と会員の福利増進に関する社会施設、その他漁村鷹巣の発展に資すべき公益事業においても協力一致、円滑に運営せられつつありといい、漁業として本村は越前沖唯一の礁たる玄達瀬に最も近き関係上、徳川時代においては越前における
昭和二十二年度予算は、昨秋から本年初頭にかけて編成されたものでありますが、その当時と現在とでは、財政の基盤を成すところの経済的、社会的條件に相当著しい変化を見るに至りましたので、この聞の調整を図ることが補正予算提出の主な理由であります。
けだし、これを強いて維持するとするならば、生産者そのものの基底である労働力の再生産は不可能となり、從つて、社会全体の再生産は破壞されてしまうのである。このことはわかり切つた自明の理であります。千八百円ベースが維持できないとすれば、これが改訂をするより仕方がない。しかし、これは和田長官の政治的責任の問題である。
現在のこの危機を突破するために、國民全体が耐乏して乘り切らなくてはならない、こういう趣旨で國民に求めておるのでありまして、大体の目途といたしましては、講和会議が成立いたしまして、わが國が独立國家として國際社会に加入できるような状態になり、貿易も順調に進み得るという状態ができまするならば、よほどわが國の経済関係もよくなつてくると思うのであります。
、認めないわけには參らないので、そういうものについてどうするかというような點につきまして、この民法の中に、折角民法としては法律婚、屆出主義を採りながら、同時にその民法の中で、内縁關係を夫婦と同じように取扱うということは、矛盾することでありますので、民法の建前としては、それはやはり婚姻とみなさないというような建前で行つておりますが、併し民法以外の或いは郵便年金法でありますとか、或いはそういつたような社会立法的
昭和二十二年度本予算は、昨秋から本年初頭にかけまして編成されたものでありますが、その当時と現在とでは、財政の基盤をなす経済的、社会的條件に相当著しい変化を得るに至りましたので、この間の調整をはかることが補正予算提出のおもな理由であります。
そこで前も細川さんにも私お答したのでありますが、この法案は或いは共産党の立場から、不徹底なものであるというお叱りを蒙ることは、これは尢もであろうと思いますが、それはこういうような法案がない現在の労働者の社会上、経済上の地位と、不徹底ではあるけれども、共産党の立場からは不徹底であるけれども、この法案が通つた場合におけるところの山における労働者の経済上或いは社会上の地位と、どちらがどうかということもやはり
その場合にいかなる持分、相続分でどうなるかということは、法律ができますればそれによつて規正され、これが社会の秩序を作つて行くわけなのでありますから、その点の心配がないわけでありまして、いずれにいたしましても、仮りに均分相続ということにいたしました場合におきましても、これを現在の状況等におきまして、即ち他に職がないというときには、当然又財産的價値の如何に拘わらず農業をやりたいという希望はあるでありましようし
実施に伴う農業團体の整理等に関する法律案は、從來の官僚的な地主的な農業会を解体して、耕作農民によります自主的農業協同組合結成の途を切開いたものとして、誠に進歩的な意義を持つておるのでございまして、私は原案に賛成する者でありますが、併し現在政府が採つております自作農創設主義の農政の一環でありますところの本法律の範囲内におきましては、基本的には不徹底な農地改革の現状の下にありますので、貧農層の経済的、社会的地位
誰が責任者か、実は從つて責任者もないから統制も秩序もなく、こういう形でこの重大な國家に影響を與えるような爭議が行われたという事態は、今日の社会通念から申しましても、これが法律の保護を受けておる正当の爭議であるというわけには我々は断定することはできないものでありまして、將來の日本の労働組合を健全に育てまする意味からいつても、こういう無統制な無秩序なことが、それが許されるということは、労働組合運動のために
殊に第一の方の点につきましては、或いはお尋ねに副わない御答えを申上げておるかと思うのでありますが、と申しますのは、この人の問題につきましては、実はいろいろの社会情勢その他の問題もありますので、理論だけでかくすべきということはなかなかやり得ないことであります。これらはいずれ政治の問題ではないかと私は思うのでございます。次に物の方の面につきましては、これは事務的な問題が多分にあります。
ただこの際に思い切つた処置が取れるのかどうかこういうことを申しますると、これに対しましては私共は社会的な情勢なり又部内の考え方から申しましても、そういうような考え方はしなくて、本筋の、組合の協力による立て直しと申しますか、組合と或いは管理者とが一緒になりまして、この國有鉄道の能率を上げる方向に更に更に努力をいたすべきではないか、かように考えておるのであります。
先般全逓從業員組合におきまして、東京地方の方で集團欠勤があつた、これに対して政府からの声明もあつたというようなことで相当社会的にも衝動を起したような現状であつたのでありまするが、勿論この全逓の組合におきましても、國鉄の組合におきましても、現在中労委に提訴中の問題でありまして、労調法によるところの正当な爭議権の獲得はまだない、こういうふうに考えておる者でありまするが、この現情においての発生事であるからして
そうしてこれによつて最も大きな社会的の混乱をさえも惹き起す可能性があるということを氣を附けて頂きたい。そうして本当に眞劍に取り組んで頂きたいにも拘わらす、政府の連中がちよつとも來ていないということは甚だ遺憾であります。特別に出て來られないということでありますが、よく傳えて貰いたい。と同時に本当に我々眞劍に取り組みたいと思うのであります。
闇とインフレを消滅することに拔本寒源的の政策を講ずることをサぼつておりまするところの現片山内閣は、その政策のあらゆる面におきまして破綻しつつありますることは、現下の社会情勢そのものが雄弁に物語つておると思うのでございます。
原案によりますれば、「私権ハ総テ公共ノ福祉ノ爲メニ存ス」とありまするけれども、これは一に社会主義的ないし共産主義的思想に基いたるものでありまして、私法上の権利は國民の個人的利益のために存するものでありまして、決して公共の利益のためには存し得ないのが原則であります。
第六に、親族間の扶養の範囲を縮小するか、あるいはこれを社会的扶助に譲つてはどうか、また別途な意見として、親の扶養者をだれだれと法律にあらかじめ定めておいてはどうかという質疑がございましだが、これに対し政府から、親の扶養者も家督相続廃止後は、協議でも慣習でもただちに決定しにくい事情があるから、家事審判所に任す方がよいと考える、まだ扶養制度は社会的扶助に向う傾向はあるが、道義的恩惠や社会制度にのみ任してはおけないのであつて
最後に政府に尋ねたいのは、この労働問題の解決、失業問題の解決に対して、しばしば労働委員会において、われわれとの間に意見の交換が行われたのでありますが、そのときにちらほら問題になりましたのは、資本主義経済組織のもとにおいては、とうていこの失業問題を解決することはできないのだ、われわれが多年唱え來つた社会主義計画経済を採用するにあらざれば、この問題を解決することはできないのであると言われておる現内閣の諸公
(拍手) さて、現下の労働不安の社会的原因でありますが、この現下の労働不安の社会的原因に対しまして、これをどう認識するかということにつきまして、それぞれ対策が異つてくると思うのであります。私は全国各地の工場をまわり、多くの労働組合の諸君に接して得ました一つの結論は、日本の労働者大衆、日本の勤労者大衆は、決して名目賃金や貨幣賃金の引上げを希望しておるのではないのである。
およそ人間の社会生活において、ひとり労働のみが絶対的の意義をもつものでもなく、かつまた同時に、ひとり資本のみが絶対的の意義を有するものでもないのでありまして、労働も資本もともに社会経済組織の根本的要素であるのであつて、これを確認することによつて日本の産業の復興があると思うのであります。
この項目につきましては、例えば小作料のごときものにつきましては、当時の小作料と今日の小作料とは、その社会的経済的な維持が非常に変つておりますので、それを倍率の基準に決めるということは不適当であろうと思いましたので、その種類のものは除去いたしております。
経済力が集中して行くことは、資本主義社会であろうが、社会主義社会であろうが共産主義社会であろうが、これはどうしても人間の経済行動の力はそうなつて來るものであります。
言うまでもなく、商業の社会的機能は、消費者が必要といたします物資を、適當な時、適當な量で、できるだけ容易にかつ廉価に配給することでございますが、百貨店、中小商業者、消費組合、購買会等は、いずれもかような商業的機能ないと配給機能を行うものでございまして、これらはそれぞれその存在の理由と長短をもつているものでございます。
この問題は、法律というものが一つの社会意識を表現しなければならないという意味からいつて、當局の方としても十分考え直していただかなければならないことではあるまいかと思うのであります。なおかつこの法案の審議にあたりまして、過去三、四回にわたつてずいぶん議論をいたしたのでありますが、實はどうしても私のみならず、ほかの委員の方々も納得のいかない方が多いような状況であります。
しかし商業の存在の意義は、ただ単に商業者を保護するに止まらずして、進んで商業者が社会的存立の意義とその存立の効果とを國家社会に対しまして十分発揮せしむるところにあると思うのでありまして、私は必ずしもそういう大きい意味から言いまして百貨店法廃止というものに対して決して反対の意見はもつていないのであります。
さような意味からいたしまして私はこの事参件に対しましては、とにかく預金部から支出してありますものに対しては國が当然損失をすればいいのでありまして、國の損失いわゆる國民の損失でありますので、ひとり軍部云々というようなことを敢えて追究しましても軍はすでに解散し、殊に現在の軍そのものものの当事者は非常に慘めな生活に終つておることは社会周知の事実でありまして、殊にこの幹部級の軍の要路にありました方々の現状を