2001-04-12 第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
ことし二月にあったわけでございますが、「四機がいったん北海道礼文島北方の領空を侵犯」というようなことであります。この事件に関しまして、ロシア側は外交ルートを通じて、侵犯があったかなかったか、事実関係を確認する専門家同士の会合を設けたいと日本側に提案、防衛庁も受け入れる方針を伝えた。この件について、事実関係をちょっと御説明いただきたいと思います。
ことし二月にあったわけでございますが、「四機がいったん北海道礼文島北方の領空を侵犯」というようなことであります。この事件に関しまして、ロシア側は外交ルートを通じて、侵犯があったかなかったか、事実関係を確認する専門家同士の会合を設けたいと日本側に提案、防衛庁も受け入れる方針を伝えた。この件について、事実関係をちょっと御説明いただきたいと思います。
御指摘の件は、平成十三年二月十四日、昼の十一時五十九分から十二時二分にかけまして、北海道は礼文島北方において、国籍不明機四機が我が国領空を侵犯し、うち二機は、十三時十分ごろ、ロシア空軍のツポレフ22バックファイア二機と判明をいたしました。
それから、極東ソ連軍の増強に伴うわが国周辺での動きは、主として艦艇あるいは航空機に関するものでございますが、これらの動きにつきましては、たとえば昨年五月下旬から約一カ月問にわたり、本邦南方から東方の洋上において、クレスタII級巡洋艦二隻、カシン級及びクリバック級駆逐艦各一隻による演習が実施されたほか、昨年三月十七日には対馬海峡においてTU95型機、また十二月五日には、礼文島北方でソ連機によるわが国への