1994-02-15 第129回国会 衆議院 環境委員会 第2号
この処分場は廃棄物とゴムシートの下には汚染水の含水率の高い飯能礫層が広く分布をしていて、その下には相対的に水の通しにくい秩父層群が分布をしています。汚染が見つかった井戸の地下水源はこの飯能礫層の最下部で、処分場の汚染水が流れ込みやすい地質構造となっています。 厚生省として、こうした地質上の問題の十分な調査を初め、汚染源についてのきちんとした調査を行うよう指導すべきだと思います。
この処分場は廃棄物とゴムシートの下には汚染水の含水率の高い飯能礫層が広く分布をしていて、その下には相対的に水の通しにくい秩父層群が分布をしています。汚染が見つかった井戸の地下水源はこの飯能礫層の最下部で、処分場の汚染水が流れ込みやすい地質構造となっています。 厚生省として、こうした地質上の問題の十分な調査を初め、汚染源についてのきちんとした調査を行うよう指導すべきだと思います。
それから、地震に対する安全度でございますが、この河床の下約五十メーター付近に支持層、礫層がございますので、この礫層に直接基礎ぐいを打ち込みましてこの上に十分安全な構造で設計しておりまして、我が国でも実績のある耐震設計法によって設計し構造物の重要性、地盤状況等に万全を期しておりますので、濃尾地震あるいは関東大震災クラスについては十分安全な設計となっております。
例えば、かたい岩盤とか礫層、礫というのは砂利みたいなものですね、礫層の上の建物とか、それから軟弱地盤上の中高層の建物の大きな地震に対する耐震安全性、それを合理的にどのように確保していくかというのはやはり技術的に大きな問題として今後考えられると思います。 また、同じ地盤に建ちましても、変な話ですが、豚小屋だったらばつぶれてもいい。
その根拠にしたのは、御前崎地域の十数カ所の相良層などを切っている断層露頭を観察したところ、「いずれも上位の第四紀層に変位を与えていない」、「少なくとも御前崎礫層に変位を与えていない」からだというふうに言っているわけです。
「羽田野氏などの地形学上の研究から活断層であるとされた白羽断層が御前崎礫層をも切っていることが確認されたことから同断層が活断層であることが最終的に確定された。このことは中電側の提出資料の不完全性を示すものであるとともにこのような不完全な資料に基づいてH断層系の評価を下した中電の態度の非科学性をも示すものである。」 同時に、これを許可した政府のということも言えると思いますけれども。
中電の三号炉増設に関する補正申請書は、H断層系そのものは新第三紀の相良層を切っているがその上の段丘推積物は切っていないと主張し、さらにH断層系とよく似ている白羽の断層も」これですね、いま問題になっているところですが、「白羽の断層も相良層は切っているがその上の礫層を切っていないとし、これらを総合してH断層系は活断層ではない、としている。
ところが今回、この藤井教授を初めとする調査団の調査、これによって、御前崎町の白羽断層の露頭で第四紀層の御前崎礫層に変位を与えているということが明確になったと発表になっているわけであります。 この事実は、中部電力の、H断層は安全という評価、いわばこのポイントを覆すような重大な指摘になるわけです。
こういう上に乗っている礫層に変化を与えている。そういう点で、今回の調査を行った専門家、専門家と言われるんですけれども、私の言っている茨城大学の藤井陽一郎教授、これもこの道の専門家ですけれども、これらの人たちが、断層が礫を引きずり込んで礫層に変位を与えた可能性がある、とても変位は全くないというふうに断定できるものではないというふうに調査の結果を発表しておられるわけです。
この露頭につきましては、いわゆる地層といたしまして上の方が比較的新しい地層、いわゆる第四紀層でございますが、これは御前崎礫層と言っているわけですが、その御前崎礫層を切る断層と、それから下の方のいわゆる古い相良層を切る断層とはつながっているものじゃないというふうな判断を下しております。
さらに、二の問題ですけれども、東電はかつて地表面であった西山層の上面が起伏に富んでいることの理由として、旧河川が浸食したためである、それは安田層基底、つまり西山層上面に見られる礫層によって明らかであるというふうな説明をしておったわけです。ところが、いま申し上げましたように、この東電からの資料ですね、ボーリングの柱状図をいま言ったように並べますと、そんな説明は全然できないと思うんです。
この内容でございますが、下水処理場からの処理水を使用いたしまして、一つは河川の礫層を通過する間に水質が浄化されるという接触酸化の実験と、それからもう一つは下水処理水に空気を混入することにより、水質の浄化を図る曝気効果の実験とこの二つについて行っております。実験の結果はBOD値でこの除去につきましてかなり効果が見られております。
この高層建築をつくりますと、勢い地下の建築物も分量が多くなってきますが、現在東京では東京礫層という層が表面から地下十メートルないし二十メートル程度のところにございますので、そこに基礎を安定せしめれば安全であるという研究ができておりますので、その程度まで基礎を固めてつくりますと心配ない、こういうことから、東京、大阪におきましても高層建築は十分できるという、理論的経験的な結果によりまして建築物ができていくだろう
さらにまた奇峰有珠山は、山頂に油礫層を有し、地質学上世界有数の山でありまして、これが研究のために登山する者もまたはなはだ多いのであります。加うるに昭和十八年十二月鳴動を始め、超えて十九年五月有珠山東部の畑地より大爆発を見、爆発とともに噴火口を中心とする附近一帶が隆起を始めて、突如として標高六百メートル、世界で最も新しい川の昭和新山が現出して、世界学界注視の的になつておるのであります。