1993-02-23 第126回国会 衆議院 法務委員会 第1号
○伊東(秀)委員 この平相銀問題については、先ほど申し上げたシティバンクが買収の意向を持っていたというようなこと、それから、住友銀行もその意向を持っていた、三和銀行、日本興業銀行も持っていたというような情報が当時のマスコミによると伝えられておりますし、当時の山口次官がこういった合併の意向を持つ銀行の会長、住友の磯田会長、それから日本興業銀行の池浦さんにお会いしたということが新聞に載っておりますけれども
○伊東(秀)委員 この平相銀問題については、先ほど申し上げたシティバンクが買収の意向を持っていたというようなこと、それから、住友銀行もその意向を持っていた、三和銀行、日本興業銀行も持っていたというような情報が当時のマスコミによると伝えられておりますし、当時の山口次官がこういった合併の意向を持つ銀行の会長、住友の磯田会長、それから日本興業銀行の池浦さんにお会いしたということが新聞に載っておりますけれども
それから二番目に、私は、その悪の中心の伊藤氏が切られだということを聞いて非常に高く評価をしているわけですが、その伊藤氏を切るのに、「イトマン・住銀事件」という本を見ると、おたくの有名な磯田会長が、こういうようなやくざと切るには千億円ぐらい出せば切れるんだといとも簡単に言った、こういうことが書いてあるわけですが、いわゆる昔の総会屋というような悪のやつはそんなに億なんという金かからぬで大体始末がついたのに
これを契機といたしまして、当時の磯田会長引責辞職というふうなことを明らかにされましたし、また、巽頭取も辞職を口にされたやに伝えられております。そのような大事件でありました。 簡単にこの事件の概要を頭取から、巽参考人から御説明をいただきたい、このように思います。よろしくお願いいたします。
その後磯田会長は繰り返し娘をよく頼むと言った、こう言っています。 また最後がおもしろい。法務省、よく聞いてくださいよ。こう言っているのです。「さらに、一浪人となった私の立場としては、伊藤萬の生死を手中にする大きな力に対する抑止力として、事実を明確にできる証拠を現時点においては伏せて置きたいと決意したからなのです。」こう言って、この手記を書いた自分の動機を語っているのです。
そのほか警視庁に事情聴取をさせよぅとしたとか、いろいろ不明朗なことが出ておりますけれども、問題は、この絵画取引のそもそもの発端が、住友銀行の磯田会長の娘婿あるいは娘さんというところから河村イトマン社長に依頼があって、それから始まった。しかも、その取引の後、五千万円謝礼がイトマンから、名前もわかっておりますが、磯田氏の娘あるいは娘婿に支払われているということがございます。
それから、私の磯田会長への質問その他についてのお尋ねもございました。私は住友銀行の幹部と何回も話をいたしましたし、説明を聞きまして、それで実情調査の助けとしたつもりでございますが、やはりその中には金融機関と第三者との個別取引の内容にわたる部分が多うございますので、一々のことをここで申し上げることは差し控えさせていただきたいと存じます。
そして、私のところに見えましたのは昨日夕方五時でありますが、巽頭取を帯同されまして磯田会長は陳謝にお見えになりました。そして、その席におきまして、この事件について、銀行という公共性の極めて高い、社会的責任の大きい職の責任者として、銀行直接の問題ではないまでもこうした事件を起こしたその責任をとって会長職を辞任するという意思の表明がございました。
数日来から住友銀行の不祥事事件ということで、大変新聞等をにぎわしておるわけですけれども、ついに磯田会長が辞任に追いやられるという、そうした一連の事件を踏まえまして、大蔵大臣にも昨日ごあいさつがあったというふうな報道がなされておるわけでございます。