1955-07-29 第22回国会 衆議院 法務委員会 第44号
○磯崎最高裁判所説明員 請願四件のうちの青森県の五所川原支部と秋田県の湯沢支部につきましては、三十年度予算におきましてその庁舎の基礎工事とコンクリート打ち工事のできますだけの処置ができております。三十一年度予算におきまして残る工事の予算を獲得いたしまして、三十一会計年度末までには両庁舎は完成することになっております。
○磯崎最高裁判所説明員 請願四件のうちの青森県の五所川原支部と秋田県の湯沢支部につきましては、三十年度予算におきましてその庁舎の基礎工事とコンクリート打ち工事のできますだけの処置ができております。三十一年度予算におきまして残る工事の予算を獲得いたしまして、三十一会計年度末までには両庁舎は完成することになっております。
○磯崎最高裁判所説明員 裁判官は鹿児島地方裁判所から判事の資格の人が参りまして、事務に当つております。書記官も鹿児島地方裁判所管内の書記官が参りまして、従前書記の事務をいたしておりました者は補助に使いまして、内地の資格者が行つて書記の事務をいたしております。現在までのところ、別段現地の裁判所事務処理に支障があるというようには報告を受けておりません。スムーズに行つておるものと思つております。
○磯崎最高裁判所説明員 お答え申し上げます。昨年十二月二十五日仰せの両裁判所が設置されます前に、鹿児島地方裁判所から判事が参りまして、事前に事務の引継ぎをいたしまして、当時治安裁判所に係属しておりました事件、それから巡回裁判所に係属しておりました事件は、それぞれ二つの簡易裁判所、鹿児島地方裁判所、鹿児島家庭裁判所各瀬支部事件として順調に事務を引継いで審理いたしております。
○磯崎最高裁判所説明員 その点はまだ検討中でございまして、積極的に移すとも、移さないとも決定しておりません。
○磯崎最高裁判所説明員 林委員、鍛冶委員から重ねて裁判官の任用につきまして、お尋ねでございましたのでお答えいたします。裁判所といたしましてはもちろん裁判所法による資格者を送り込む予定でおります。予定は地方裁判所の支部に判事一人、判事補一人、家庭裁判所の支部に判事一人、合せまして判事二人、判事補一人、簡易裁判所判事が名瀬、徳之島に一人ずつという方針で、人選をいたしております。
○磯崎最高裁判所説明員 お答え申し上げます。現在宮崎に高等裁判所支部がございますが、奄美大島が復帰いたしまして簡易裁判所の刑事の控訴事件、支部の民事、刑事の控訴事件が高裁の方に参りますが、その場合におきまして、確かに奄美大島から宮崎までは御一不便であろうと思つております。
○磯崎最高裁判所説明員 山中委員のお言葉の御趣旨は十分に了承いたしました。よく検討いたして善処いたしたいと思つております。
○磯崎最高裁判所説明員 小豆郡に高松地方裁判所支部等を設置してもらいたいという請願、管轄区域内から移転される件数はさほど多くないと思われるのでありますが、高松まで海上一時間半を要しますので、特に天候の荒れているような際には御不便も多いと思います。よく事情を調査いたしまして、御趣旨に沿うように努力いたしたいと思つております。
○磯崎最高裁判所説明員 この支部の昇格につきましては、現地の裁判所へ照会いたしまして実情を調べておりまするが、大いに現地の御要望のある点をいれまして、適当な機会に甲号支部に昇格を実現いたしたい、さように思つております。
○磯崎最高裁判所説明員 中津に支部を設置いたします点につきましては、現地の岐阜地方裁判所においてもその必要性を認めておりますので、適当な機会に予算的措置を講じまして、御要望に沿いたいと思います。