2016-03-30 第190回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
地震調査研究推進本部が作成をした確率論的地震動予測地図二〇一四年版の震源モデルにおいて南海トラフ巨大地震など発生確率が高まったことを受けて、保険料は今後更に三回に分けて改定される見通しです。第一弾は来年一月で、全国平均五・一%上がります。その後、二度の引上げをいたしまして、三段階では全国平均で一九%上がります。
地震調査研究推進本部が作成をした確率論的地震動予測地図二〇一四年版の震源モデルにおいて南海トラフ巨大地震など発生確率が高まったことを受けて、保険料は今後更に三回に分けて改定される見通しです。第一弾は来年一月で、全国平均五・一%上がります。その後、二度の引上げをいたしまして、三段階では全国平均で一九%上がります。
損害保険料率算出機構は、政府の地震調査研究推進本部が公表している確率論的地震動予測地図のデータを活用して、コンピューター上で地震を発生させ、各地域の建物状況、住宅の密集度、地盤の特性などを反映させて被害予測シミュレーションを行い、予想支払保険料を求め、純保険料率を算定しています。
その上で、一回の地震等による支払保険金の上限でございます総支払限度額につきましては、従来、大正関東地震、いわゆる関東大震災の再来ということを想定して設定をしておりまして、平成二十六年十二月に文部科学省より公表されました確率論的地震動予測地図を踏まえて、平成二十八年四月より十一・三兆円に設定をしておるところであります。
それで、せんだってもらいました確率論的地震動予測地図というのがございまして、これを見ますと、今お話が出ました東南海あるいは南海、東海、あるいは関東、ここら辺のところは、確率二六%以上という大変赤いあるいはだいだい色で塗られているんですね、小さい絵でございますけれども。