1980-03-27 第91回国会 衆議院 決算委員会 第10号
まず、排水設備の設計について説明いたしますが、排水設備の主材料は硬質塩化ビニール角型管でありまして、これを使用することとした経緯について見ますと、東海道新幹線では住宅設備に使用する丸型の薄肉管を使用していたところ破損が多く発生したことから、山陽新幹線では高架橋に密着するように取りつけて管を安定させることを理由に国鉄特別規格の角型管を使用する設計に改めたものであり、その後東北新幹線にもこれを使用していたものであります
まず、排水設備の設計について説明いたしますが、排水設備の主材料は硬質塩化ビニール角型管でありまして、これを使用することとした経緯について見ますと、東海道新幹線では住宅設備に使用する丸型の薄肉管を使用していたところ破損が多く発生したことから、山陽新幹線では高架橋に密着するように取りつけて管を安定させることを理由に国鉄特別規格の角型管を使用する設計に改めたものであり、その後東北新幹線にもこれを使用していたものであります
高架橋の雨水を地表に排水するための排水設備として、国鉄及び公団では、国鉄規格品である硬質塩化ビニール角型管を使うことにしておりましたが、本院で調査しましたところ、排水機能、強度ともすぐれ、価格も安い一般市販品の丸型管を使用しても何ら支障がないことがわかりました。