2003-03-27 第156回国会 参議院 環境委員会 第5号
もちろん、その指定地域の中でも、患者さんの多い地域少ない地域についてはまた若干の調整はしておりますが、原則としまして指定地域と指定地域外では同じ一単位の硫黄酸化物排出に対して九対一という割合で賦課率を掛けております。
もちろん、その指定地域の中でも、患者さんの多い地域少ない地域についてはまた若干の調整はしておりますが、原則としまして指定地域と指定地域外では同じ一単位の硫黄酸化物排出に対して九対一という割合で賦課率を掛けております。
すなわち、この制度にありましては、第一種地域で、被害発生の原因行為に接近して、その民事責任の程度に応じて費用負担を行うということにはなっておらず、被害発生の原因行為とはほぼ無関係に、前年度の硫黄酸化物排出量という間接的な行為のみをとらえて擬似的に費用を捻出しているという、こういう矛盾があります。
○政府委員(山本宜正君) 御指摘のように、現在、汚染負荷量賦課金の算定につきましては硫黄酸化物を対象物質としておりまして、窒素酸化物については制度創設時に一応検討が行われましたが、個別の発生源ごとの排出量の把握ということが困難であるというようなこと、そういったような技術的な問題があるために、当面硫黄酸化物排出量をもって、窒素酸化物を含めた汚染物質の排出量を代表させるということとして、窒素酸化物を汚染負荷量賦課金
特にこのごみ衛生処理率、屎尿衛生処理率、下水道普及率、それからエンゲル係数、硫黄酸化物排出量、BOD排出負荷量、ほとんど計画が達成されていない。ひどいものです、これ。一体こういう点についてどういう反省をされておられますか、これは総理大臣に伺いたいです。
○岡本委員 その場合、岡山県と水島コンビナートの環境濃度と硫黄酸化物排出量のシミュレーションモデルによるところの許容排出量の算定方式、こういうものをやはり採用するわけですか。
次に、発生源に対する個々の規制基準でございますが、これは各地区別の熱量の使用量の総計というもの、いわゆる総使用熱量と地区別の許容排出総量との比率を基礎として算出した使用熱量千キロカロリー当たりの硫黄酸化物排出量・グラムというものを単位といたしまして、規制基準を制定したものでございます。
これを私ども、俗な言い方でコンピューターシミュレーション方式による環境汚染予測手法と呼んでおりますが、したがいまして、四十五年時点におきましては、水島の実績が硫黄酸化物排出量で五千八百九十九ノルマル立方メートル、四十六年では七千百十立方メートル、四十七年では五千七百八十六立方メートルという実績を五十年に伸ばした、こういうことでございます。