1999-05-07 第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第9号
その中で、原子力というものの持っている有利な点というのは、やはり供給が非常に安定しているということ、それから発電過程で炭酸ガスその他の、NOxにせよ、硫黄化合物などを発生しない、空気公害を起こさないという特徴があるということと、現実問題として既に総電力の三五%を発電している重要なエネルギーである。こういうふうなことから、今後とも着実にその研究開発利用を進めていかなければならないと思っています。
その中で、原子力というものの持っている有利な点というのは、やはり供給が非常に安定しているということ、それから発電過程で炭酸ガスその他の、NOxにせよ、硫黄化合物などを発生しない、空気公害を起こさないという特徴があるということと、現実問題として既に総電力の三五%を発電している重要なエネルギーである。こういうふうなことから、今後とも着実にその研究開発利用を進めていかなければならないと思っています。
○国務大臣(有馬朗人君) まず原子力発電についてでございますが、そのいいところを最初に申し上げると、やはり発電過程において二酸化炭素を発生しない、それからぜんそく等々の原因になります窒素酸化物、あるいは硫黄化合物を発生しない、そういういいところがあるわけであります。したがいまして、地球温暖化対策に極めて重要な役割を果たすものと認識いたしております。
それから、割に皆さんお忘れになっていますけれども、ぜんそくのもとになる窒素化合物とか硫黄化合物というものを出さない。これは化石燃料を燃やした場合と大きな違いがございますので、こういう点で、地球環境、特に空気汚染というふうな点では極めて安全なエネルギーだと思っています。
○有馬国務大臣 新エネルギーでございますが、何といっても二酸化炭素を出さないもの、あるいは、ぜんそくなどを起こします窒素化合物や硫黄化合物を出さないもの、公害を出さないもの、こういうふうなエネルギーが望まれるわけでございます。そういう新しいエネルギー源が見つかるということは、人類の将来にとって極めてすばらしいことだと思っております。
また、水処理については、特に硫黄化合物初め重金属が出るのでありますが、概して言うと、ああいうアルカリの石灰を投入して落として、その石灰投入の後の殿物をどこかに置く、こういうようなオリジナルなやり方の繰り返しのように思われる。
現在の東レを支えている事業の一つでございます炭素繊維事業一つをとりましても、これのもとは基礎研究所で全然別な研究をしておりました硫黄化合物の合成研究者が、たまたまと言うとおかしいですけれども、新しいモノマーを合成しました。これが世の中では新規物質であったわけです。
先ほども言いましたように、八二年にこの品番二九、三一—〇〇〇、これは有機硫黄化合物ですが、アメリカが禁止しているチオグリコールが含まれているんですよ。これが一万七千百九十キログラムというのが輸出されている。だから私は、これが使われているかどうかはわからないと言ったのはそういう意味なんです。
それから同じく一九八二年ですけれども、これは有機硫黄化合物、これは品番が二九、三一—〇〇〇となっているんですけれども、これにはアメリカが禁止しておるチオグリコールが含まれておるんですよね。こういうようなものがやっぱりチェックできるような機能になっていないと困るんじゃないかと思うんですよ。
しかし、現実には装置やパイプの中をさまざまなガスがさまざまな温度や圧力で通っているのでありますから、脱硫装置やそのパイプの中では腐食性の強い硫黄化合物を含む高温高圧のガスが絶えず通っているんですね。御承知のとおりなんです。 このような悪条件のもとにさらされているパイプあるいはその他の高圧ガス設備、こういうものは同じ規則を適用するのが妥当であるのかどうか。
それから、以前にちょっと問題になりました製紙工場で水銀を使ったという点があったわけでございますが、これは紙パルプを製造する際にスライムコントロール剤といたしまして、たとえば有機すず剤であるとか有機窒素、硫黄化合物等が使われるわけでございますが、一時有機水銀剤が昭和三十三年ごろから四十二年ごろまで使われた例がございます。
ただ、一般的に申し上げますと、火山灰の中には硫酸、それから硫化物等の硫酸化合物を含む場合もございますので、硫黄化合物が酸化されまして、それによりまして土壌が酸性化するということがございますので、絶えず土壌の変化に注意をいたしまして、石灰を施用して反応を中和するとか、燐酸を多く施用するとか有機物を多く施用するとか、そういった対策が必要になってまいるわけでございます。
この調査団は、今泉先生のほか、学者の方、それから通産省の工業技術院の資源技術試験所、地質調査所、岩手県及び宮城県というようなところが参加をしたわけでございまして、調査項目といたしましては「松尾鉱山および赤川流域の硫黄化合物等の湧出源に関する調査」それから「赤川および北上川流域における硫黄化合物等の挙動態様に関する調査」を行なったわけでございます。
ただヘドロの問題につきましては、PCBはたいへん問題になっておりますけれども、繊維かすとか、リグニン廃液というような有機物が大量にあるということがやはり一番大きな問題、その次にやはりいろいろな硫黄化合物だとか、いろいろな塩類が含まれてまいります。そういう問題が大きいのだろうと思います。
「紙・パルプ業界では東洋パルプがこのほどパルプ製造上悪臭の原因となる硫黄化合物を使わず、排出物も一切出さない無公害パルプ製造法を開発」した。こういうのですね。そのほか鉄鋼なんかにつきましても、その公害設備も、部分的に焼却装置をつけるとか、いろいろ生産の工程をだんだん変えていく。それによってその製品も新しい生産工程でできるようになっていく。したがってだんだんコストも下がっていく。
そうして御承知のような、皆さまから御希望のありました複合汚染、硫黄化合物であるとか窒素化合物であるとかあるいは粉じんのようなものを取り入れましてこれをきめたわけでございます。 それからもう一つは、いまお話しのことは因果関係の推定の規定だと思いますが、これはなるほど、私どもは初めの構想ではこれを入れるという考えを持っておりました。
また、煙、大気汚染につきましては、硫黄化合物につきましては、やはり一応量で規制するような考えを取り入れておりますが、それだけでは不十分でございますから、さらに、窒素化合物であるとか、あるいはその他の浮遊粉じん、そういうものにつきましても、やはり量で規制するような方向でこれを進めてまいりたいと考えております。
多少長くなりまして恐縮でありますが、中身を申し上げてまいりますと、まず硫黄化合物の中で、たとえばメチルメルカプタン、エチルメルカプタン、ジメチルサルファイド、ジエチルサルファイド、硫化水素。また窒素化合物の中ではメチルアミン、エチルアミン、トリメチルアミン、あるいはアンモニヤ。それから酪酸、ブチレン、アセトン、アクロレイン、これらのものを当初一応私どもは対象として指定するつもりであります。
○島本委員 きのうの段階で了解された規制対象悪臭物質、これはやはり硫黄化合物、窒素化合物、炭化水素、脂肪族化合物、これに類するそれぞれの物質があって、まあ十三あるというのはわかりました。これはもうはっきりこの際十三物質を悪臭として今後は規制する体制にあるわけです。その場合には、実際は十三のものどれか一つと結びついたりまたは個々に発する、こういうようなことにも相なろうかと思う。
○島本委員 第二条のこの「悪臭物質」といわれるもの、これは先ほどいろいろ答弁がございまして大体わかりましたけれども、政令できめようとする内容、これは硫黄化合物、窒素化合物、炭化水素、それから脂肪族化合物、これら十三の物質、こういうことになるわけですか。この点、間違いありませんか。