1969-07-10 第61回国会 衆議院 商工委員会鉱業政策に関する小委員会 第2号
それから、続いて申されました需要開拓でございますが、硫黄そのものの需要開拓ということも私ども考えなければならないことであります。これは世界的にもサルファインスティチュートという機関がございまして、硫黄の消費開拓ということについて検討を進めております。日本もサルアァインスティチュートに参加をいたしております。
それから、続いて申されました需要開拓でございますが、硫黄そのものの需要開拓ということも私ども考えなければならないことであります。これは世界的にもサルファインスティチュートという機関がございまして、硫黄の消費開拓ということについて検討を進めております。日本もサルアァインスティチュートに参加をいたしております。
以上が、硫黄安定法案の概要でありますが、硫黄鉱山が当面しております危機的状況、及び硫黄そのものが国内需要を大幅に上回ることから、その輸出を促して国民経済の健全な発展に寄与する必要がある状況などを考慮し、こうした状況をすみやかに解決する立場から硫黄業安定法案を提案する次第であります。 何とぞ、本法案がすみやかに審議され、可決されんことをお願いして提案の趣旨説明といたします。(拍手)
ただ短期的に申しますと、回収硫黄そのものも直ちに国内の需要を全部まかない得るという状況ではございませんので、途中のことを考えますと、かりに回収硫黄の価格との競争で山硫黄が成り立たなくなるという状況が出てまいりますと直ちに需給が狂ってまいりまして、貴重な外貨を使って輸入をしなければならぬというまことに妙な現象が短期的には出てくるわけでございます。
しかしこのことは大臣も御承知のとおり、硫黄そのものが世界的に需要が伸びておりまして、実は品不足的な傾向がありまするから、政府が施策よろしきを得て、輸出に対して政治的な配慮を試みるならば、国内資源を今後ともたくさん掘り出すことができるし、ましてそこに働いております労働者にとりましても大きな希望をつなぐことができると思っております。
そうしますと平均いたしまして三%としても六百万トンの硫黄そのものが完全回収すればできるわけでありますが、それをどの程度回収する考えであるか、どの程度を空気中に拡散するつもりであるか、まずそのことを、計画のきまっておる限度においてお伺いをしておきたいと思います。
もう一つ、大事な対策といたしましては、鉱山硫黄そのものが国際価格での競争力を持つように、合理化を徹底するということでございまして、はたしてそのめどがつき得るかどうかという点につきましては、さらに突っ込んだ検討を現在加えておる次第でございます。
そういうことで、この表につきましては、たとえば八九−九〇ページのガルフ・リサーチの方法で、ちょっといまの復習をかねまして概略申しますと、設備は、結局水素化脱硫をする設備と、そのために要る水素、水素を必要としますから、水素をつくる設備、それから硫黄そのものを回収する設備、設備は大きく三つに分かれます。
たまたま一時的に硫黄が逼迫いたしておりまして、将来どういうことになるか知りませんが、昨年の夏、例の硫黄の荷役問題がございまして、硫黄そのものの価格は非常に安いわけでございますけれども、これを去年の秋以来は非常に厳重な包装をいたしましてこちらに持ってくるわけでございますので、硫黄そのものの値段よりも包装賃のほうが高くつくというふうな現状で、いまやむを得ず輸入しておる。
○吉川(久)委員 吉岡局長にもう一つ伺いたいのですが、今のお答えの中に、これは硫黄そのものを売買するのでないから、これは火薬の原料にするのだから、その点で採算がとれるのだ、こういうことでありますが、中和に石灰を非常に要するのであります。これは、私専門家でございませんからよく知りませんが、私どもよく行つて見ているところによると、大体三日に一回くらいずつとりかえるんじやないかと思うのであります。
従つて農薬は、わずかではあるけれども、硫黄そのものが原料の全部なんです。そういう結果、これは原料が上つただけ製品の価格が上つて行く。その反面には実際に農村の農薬を倍には上げられない。従つて原料の価格が上つたならば、農薬の方に硫黄は流れはしない。ただ価格をはずしたならば、無制限に増産ができて行くだろうなどというような、そんなに経済人が甘く考えているかどうか。必要量しか掘りはしない。