1977-03-15 第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第4号
○柴田(健)分科員 私は、日本の工業政策が十分とは言えないので、いまこの論戦は避けますけれども、何としても日本の食糧政策の問題、国際農業にどう協力していくかという肥料の問題、硫安の消費拡大、たとえば通産省は農林省へ呼びかけて土壌改良法をつくらして、有機質を使い、硫安を使って昔のように地力を高めるために一つの制度改正もやっていくというような、そういう国の、政府全体の中で硫安消費を考えたらどうかという考
○柴田(健)分科員 私は、日本の工業政策が十分とは言えないので、いまこの論戦は避けますけれども、何としても日本の食糧政策の問題、国際農業にどう協力していくかという肥料の問題、硫安の消費拡大、たとえば通産省は農林省へ呼びかけて土壌改良法をつくらして、有機質を使い、硫安を使って昔のように地力を高めるために一つの制度改正もやっていくというような、そういう国の、政府全体の中で硫安消費を考えたらどうかという考
というのは、先方では値段を示し二十万トンのワクを示して、こちらの返答を待っておるわけで、先方の言うのには、どうしても絶望ならば、中国は今年の硫安消費計画を減らすか、または西ヨーロッパからの買いつけを急ぐ以外に方法はない、こういう手紙が来ているわけだから、個々の業者の利害問題を離れて、総括して日本から中国への硫安輸出計画は何万トンから何万トンの範囲まで準備してあるということだけでも適当な方法で知らせて
○国務大臣(保利茂君) 私も素人でございまして、実はその点は非常な疑問といたしておるところでございますが、いろいろのかたの御意見を聞きまする中に、世界一の硫安消費をして、ために年々地方の減耗を来たし、最近の著しい秋落等に見る現象はその弊害の現われである。
硫安の昭和元年四十万トンの消費、反収は一石七斗六升、二十六年度の硫安消費量百五十万トンあるにもかかわらず、反収は一石九斗八升くらいです。
○保利国務大臣 大体現状の硫安需要というものが、価格の面で農家が使いたくても使えないという事情にあるかどうか、これは私としてはちよつと申し上げる資料を持ちませんが、今日の硫安消費の状況が必ずしも少いということは言えないのではないか。極端な一部の御意見では、まさにこの化学肥料の使い方が多いために、耕地の老廃を招いているというような意見すらもあるようなことであります。それはもう御承知の通りであります。
もし下らないとするならば、この際イギリスで行つておりますように、硫安消費者、しかもこれは、使いこなしてしまうのじやなくしてそれがもとになつて再生産の基となる。こういう肥料に対しては先進国のイギリスのように、せめてお百姓さんに対して硫安一かますについて幾ら幾らというよな補助金になるものを与えるというお気持で、予算を盛られるときにやられたのかやられないのか。
内地価格を政府が誉めて、一方需給の面においては、最近のわが国農村の硫安消費の面から見て、そこに一定量を確保して、生産農民に数量の上からも不安なき処置を講ずるというところに私は問題の焦点があると存じます。