1953-03-13 第15回国会 衆議院 農林委員会 第32号
この警告に対する硫安協会側の出方いかんによつて、公取委員会はさらに今後独禁法の審判にかけるなどの必要な手段を講ずるという意向のようであります。これに対する農林大臣の御所見をお伺いいたします。
この警告に対する硫安協会側の出方いかんによつて、公取委員会はさらに今後独禁法の審判にかけるなどの必要な手段を講ずるという意向のようであります。これに対する農林大臣の御所見をお伺いいたします。
それは、硫安協会側でただ話合つてそういう線を一応出しておるだけであるというような弁解をしておるようでございますから、おそらく硫安協会側の意見が新聞にそういうふうに出たんではないかと思います。
これにつきましては、硫安協会側からいろいろ聴取いたしました今までの弁解といたしましては、結局御承知の安定価格というものがあるのであるから、この安定価格の中できめたことは、別にさしつかえないのであるというような弁解、あるいは安定価格そのものがはなはだ酷なものであるから、その安定価格のかなり上のところで建値をきめても、それはむしろ正当防衛的なものであるというような主張などしておるのでございますが、しかしこれは
かりにあなた方の御活動や、国会におけるこういう論議がメーカー側及び硫安協会に響きまして、硫安協会側がさきに申合せをいたした建値発表は取消すと言うた場合に、あなたの方はどう処置しますか。