1972-06-08 第68回国会 衆議院 内閣委員会 第33号
まだまだその原因というものははっきりしません、はっきりしませんといいますけれども、やはり川崎方面から飛んできた硫酸ミストであるとか硝酸ミストですか、そういうものと自動車の排気ガス、これが太陽に当てられて化学変化を起こす、これが光化学スモッグである、こういわれておりますね。
まだまだその原因というものははっきりしません、はっきりしませんといいますけれども、やはり川崎方面から飛んできた硫酸ミストであるとか硝酸ミストですか、そういうものと自動車の排気ガス、これが太陽に当てられて化学変化を起こす、これが光化学スモッグである、こういわれておりますね。
あるいは遠くの工場原因説だとか、あるいはまたもっと何かわからないものとか、硝酸ミストとかいろいろなことが考えられますけれども、一つでもわかったことというものは、やはりこれを追及していかなければならないというのが私どもの態度でございます。
私は、工場排煙とかその他各種の粉じん、羽田のジェット機の排気、硫酸ミスト、硝酸ミストというような各種のものがこの大都会の汚染空気の中にあるはずです。そういうものに対する追及をこの際強める必要があるのではないかということを申したいのです。 今度は大きい第三項目ですが、昭和四十五年七月十八日の初発の被害のおりにあらわれた症状には四つございました。第一が、目がちかちか、のどがいらいら、これは軽症です。
それからオゾンでございますとかアルデヒド、アクロレイン、硫酸ミスト、硝酸ミスト、ハイドロカーボンの組成分等につきましては現在手分析でやっております。
亜硫酸ガス類は、光化学現象の中で硫酸ミスト化してまいりましょうし、窒素酸化物は硝酸ミスト化してまいりましょうし、炭化水素類はアルデヒドとかPANとかいうふうな物質に変わってまいりましょうし、個々のものを押えるというわけにはいかない。全体として空気をきれいにする以外にないわけでございます。
あるいは一部の学者の研究、研究というより推定ですが、硫酸ミストが出ておる、あるいはある場合は、日本のようないろいろな条件があると、将来硝酸ミストが出るかもしれぬといっている学者もあるわけですから、そうなるとロサンゼルスで起こった場合よりももっと大きな被害が日本でも起こらぬとも限らぬような気がするわけです。