1970-04-08 第63回国会 参議院 予算委員会公聴会 第2号
しかし、たまたま私は昭和四、五年、世界不況の——日本でも御記憶のとおり、非常に破産続出、台湾銀行もああいうふうになるという、世界不況が起こったさなかにアメリカにおりまして、その後、順次満州事変、それから日支事変の初期、その後はたまたま今日の中共に約六年、終戦は北京で迎えたというような推移をたどり、それから、戦後朝鮮事変を経て順次合理化ができて、こういうふうな輸出環境になってきたということを考えますと
しかし、たまたま私は昭和四、五年、世界不況の——日本でも御記憶のとおり、非常に破産続出、台湾銀行もああいうふうになるという、世界不況が起こったさなかにアメリカにおりまして、その後、順次満州事変、それから日支事変の初期、その後はたまたま今日の中共に約六年、終戦は北京で迎えたというような推移をたどり、それから、戦後朝鮮事変を経て順次合理化ができて、こういうふうな輸出環境になってきたということを考えますと
これに伴って、地域の商工業者の売り上げは五、六割落ちて、破産続出であります。 今まで申し上げた事情を判断するならば、石炭企業のビルドアップよりも何よりも、まずまっ先に産炭地域の振興が中心政策として一切に優先してとられるべきであることが明白であります。 すなわち、新産業の導入、土木事業による緊急就労の完全化、この二本建による産炭地振興を差しおいては、雇用対策も企業合理化もできないのであります。
おそらく上半期の終りころには物価は下らず、貿易は逆調をはげしくし、産業は破産続出し、社会不安は増大して、汚職でたとい免れても、私は第二の危機に吉田内閣が直面するであろうことを、警告をしておきたいと思うのであります。 そこで今度は大蔵大臣にお伺いいたしますが、大蔵大臣は政府の政策をうまく説明しておられます。
ことに繊維界のごときは倒産破産続出というような事情にあるのであります。これに対して政府は何らか積極的な打開の策を立つべきではないかとの輿論がかなり高く出ておりますが、この問題に対して、大蔵大臣はいかなる具体的な積極政策を持たれるか、その点について……。
朝鮮動乱前の状況を考えると、日本経済は、ドツジ・ラインに名をかる現政府の施策により安定恐慌の状態にあり、税金の苛酷なる徴収と金融の引締めにあい、特に中小企業への影響ははなはだしく、破産続出の状態にあつたのであります。かかるときに朝鮮動乱が起り、日本経済の一部が立ち直つたことは事実であります。
〔專門員朗読〕 陳情書第八〇二号日本経済の国際的自立化に関する陳情 陳情者経済団体連合会長、石川一郎、日本経済の自立化は、国際的基礎工作としては著しい進展を見せているが、なおその前途は、株式並びに商品自由価格の下落、巨額の滞貨、諸企業の金詰まりと増資の不如意、中小企業の破産続出等相当困難な状勢にあるから、その過程において貿易特に協定貿易の回復をはかるため、講和会議以前において諸般の国際会議、
しかしながら、失業と破産続出の今日における減税問題は、むしろ税法上の是正をしなければ、歳入欠陥を生ずる意味も多分にあるばかりではなく、来るべき地方税の増徴予定四百億円とか、資産再評価に伴う影響を計算に入れ、米価の値上げ、運賃、電力料金の値上げ、これに基く物価の影響、賃金べースのすえ置き等の重圧をすべてになわねばならない国民の立場におきましては、むしろ減税どころか、より以上の負担であるというべきであります