1971-05-12 第65回国会 衆議院 商工委員会 第20号
砲金が入ってございます。ですから五十年も六十年もこたえられるわけなんです。したがって、普通のくず屋に売る鋳物材料ではないわけなんです。持っていく先は、紡機、織機の製造会社の溶鉱炉なんです。そこへ入っているかとただしてみますと、一台も入っていないのです。みんな幽霊になって生きている。それがやがて次の余剰織機、次の生産過剰を生んでいるわけなんです。
砲金が入ってございます。ですから五十年も六十年もこたえられるわけなんです。したがって、普通のくず屋に売る鋳物材料ではないわけなんです。持っていく先は、紡機、織機の製造会社の溶鉱炉なんです。そこへ入っているかとただしてみますと、一台も入っていないのです。みんな幽霊になって生きている。それがやがて次の余剰織機、次の生産過剰を生んでいるわけなんです。
それからもう一つの鋼材、溶解用特級が一万二千六十二トン、特殊鋼が一万三千九百二十五トン、銑鉄が四百五十六トン、銅系統金属が二百九十一トン、砲金系が二百九十九トン、鉛系統のものが百九トン、合計いたしまして三万八百三十五トンの金属類と計算し、それを時価に計算しましたものでございます。
しかもこれに砲金が加わりますと、四万円余になりますよ。だれが一万円で売るのです、冗談じゃないです。くず屋に売った方が早いですよ。何で政府に頼んで、そんなに安く買ってもらわなければならぬのですか。冗談も休み休み言ってもらわなければいかぬ。私の言った通りになるから、見てごらんなさい。二十九条のときにも、私の言った通りになった。ですから、みえや酔狂で言ったのじゃないのだ。よろしゅうございますか。
砲金を含んだものに相なりますると三万円を上回っているというのが実態のようでございます。ところで、こういう高い材料を仕入れて、鋳物をしたり機械を作ったりということになりますると、先が高く売れますればけっこうでありまするが、御承知の国際価格というものは、鋼材は上る、スクラップは上っても機械の値段はむしろ下る。下ることはあっても、上るという見通しはございません。
○鈴木(仙)委員 あなたのふつしやそことによれば、古くなつたものは、いわゆる光物といわれております真鍮、銅、砲金というようなものを取去つて、あとに残つたものをくず鉄として、その当時の公定値段で売り払つたということなのですが、どうもそうであつたとしても、とんでもない値段の開きがあるということを、あなた方のお出しになつた表によつて私どもは直感する。
○岡説明員 砲金の方は出してありません。くず鉄だけです。
○岡説明員 砲金は使つておるのです。
九十三万で売つたものを七十何万、あるいは六十何万というような金を出し、さらに要求したけれども、出さなかつたというようなことも現われて来ておりますが、何がゆえに商工部長がこのスクラップの、しかもくず鉄ならいざ知らず、あの砲金でつくつたスクリユー一つ四トンもあるというものを四個、十六トン、これを日立の因ノ島に売つてしまつた。
銅あるいは砲金いわゆる眞鍮類スクリユーとか、こういう価格の相当のものがあるから、これは七百万円台で田中と手を切つてもまだ十分もうかるという計算が葛西の腹の中にできているから、山口県がこれに立ち会いましてずるずる引きずり込んで来て、河崎君に判を押させてこれで契約ができたのだと言つて、火薬の使用許可を受けて艦をどんどん破壞して持つて行つた。それが約五千万円であろうと……。
現場でもつて破壞作業をやつてジユラルミンはジユラルミン、砲金は砲金と分類いたしまして、初めて品物別の数量が出てまいります。計り得ないものはその現場の人が目分量でやつたり、いろいろな方法を講じて計算していると思いますが、そこらの実際については私見ておりませんので、五社の方に詳しい点を聽いていただきたいと思います。