1979-05-08 第87回国会 参議院 外務委員会 第10号
○説明員(長柄喜一郎君) まず、原子力船を平和利用に実用いたしましたのはソ連でございますが、一九五九年に原子力砕氷船「レーニン号」これを完成しております。そして現在でも北極海で砕氷しながら就航しております。引き続き、ソ連では、七四年それから七七年に、いずれも砕氷船でございますけれども、就航さしておりまして、現在、ソ連では三隻の砕氷船が北極海を走っております。
○説明員(長柄喜一郎君) まず、原子力船を平和利用に実用いたしましたのはソ連でございますが、一九五九年に原子力砕氷船「レーニン号」これを完成しております。そして現在でも北極海で砕氷しながら就航しております。引き続き、ソ連では、七四年それから七七年に、いずれも砕氷船でございますけれども、就航さしておりまして、現在、ソ連では三隻の砕氷船が北極海を走っております。
ソ連は、三十二年十二月、原子力砕氷船レーニン号が進水をいたしております。 わが日本の場合は、原子力船の開発がようやくその緒につき始めたときであります。すなわち、三十二年十一月二十九日、原子力委員会は原子力船専門部会を設置、原子力船開発のために必要な研究題目とその方法について諮問をいたしております。この答申は同年十二月に出されておる。
このほかの国としましては、御承知のとおりソ連が原子力砕氷船レーニン号を持っておるわけでございますが、レーニン号は一万六千トン、軸馬力四万馬力という非常に強力な砕氷船でございまして、一九五九年の冬から就役して北氷洋で非常に大きな成果をおさめ、活動いたしてきておるようであります。
そこで、現実に原子力船が現在運航されておりますのは、アメリカのサバンナ号と、ソ連の砕氷船レーニン号でございます。西独の鉱石船オットー・ハーン号は、大体一九六七年のあるいは八年ごろの完成予定と聞いております。
このうち、原子力船の開発につきましては、現に米国の原子力商船サバンナ号、ソ連の原子力砕氷船レーニン号が活躍しており、西独におきましても、原子力貨物船オットー・ハーン号が進水を終えた状況にあります。
それから、ソ連における原子力船としましては、原子力砕氷船レーニン号が一九五九年十二月に完成いたしまして、翌六〇年の末、六一年の初めから北氷洋における砕氷活動を行なっておる、このように伝えられております。
○政府委員(村田浩君) 御承知のとおり、現在世界全体を見渡しまして、原子力商船として建造され、運航しておりますものは、アメリカの貨客船サバンナ号とソ連の砕氷船レーニン号と、この二隻だけでございます。これに続いて原子力商船の建造計画をこれまで幾つかの国が立ててまいったわけでございますが、現実にその計画を実施に移そう、こういたしておりますのが西ドイツとわが国でございます。
このうち、原子力船の開発につきましては、すでに米国の原子力商船サバンナ号、ソ連の原子力砕氷船レーニン号が活躍しており、西独におきましても原子力貨物船オットー・ハーン号が進水を終えた状況にあります。
特に、原子力をエネルギー源として利用する原子力発電及び原子力船の開発の分野におきましては、米国、ソ連をはじめとして、各国とも独自の開発方針を樹立し、原子力の経済性を既存のエネルギーに匹敵し得るまでに高めようと努力している状況でありまするし、原子力船につきましては、すでに米国の原子力商船サバンナ号、ソ連の原子力砕氷船レーニン号が活躍しており、西独におきましても原子力貨物船オットーハーン号が進水を終えた
次に、商船への応用につきましても早くから論議されておりまして、試作的ではありますが、ソ連の砕氷船レーニン号、またアメリカの貨客船サバンナ号の二隻が現に運航されております。
それからソ連の分は、一九五九年の秋に完成した砕氷船レーニン号というのがあるわけでございます。これは、完成いたしましたあと、現在は北極航路の開発に従事しまして、在来の砕氷船では得られない多くの成果を上げておるというふうに伝えられておるわけでございます。