2011-08-25 第177回国会 参議院 環境委員会 第11号
例えば「もんじゅ」とか、そういう研究開発炉からも多いわけなんでしょうが、今時点、全国で幾つの事業所がこうした低レベル放射性廃棄物を保管して、保管量って合計どのぐらいになっていますでしょうか。
例えば「もんじゅ」とか、そういう研究開発炉からも多いわけなんでしょうが、今時点、全国で幾つの事業所がこうした低レベル放射性廃棄物を保管して、保管量って合計どのぐらいになっていますでしょうか。
しかし、研究開発炉は、これは全部今までは科学技術庁がやっている。そして第二次は安全委員会がやる。第一次チェックはあくまで所管する省が責任を持って第一次チェックをやるわけですから、だから安全はどこがやっても同じじゃない。それは所管する省がまず第一に責任を持つべきものである。そういう点において、今の答弁では納得ができない。
いずれにいたしましても、「もんじゅ」は、高速増殖炉の実用化の可能性を追求するために必要な研究開発炉でございまして、まず安全の確保を第一とし、そして地元の人々の理解を得ながら、段階を踏んで着実に基礎研究を進めてまいりたいと思っております。
ところが、あそこも火災事故もあり、結局、研究開発炉といいますか、そういうような感じで存続をしておる。アクチニドを中心として、燃焼試験研究というような状況で稼働しておったということであります。 そういう中で、我が国は原型炉の「もんじゅ」、これを建設中である。これは日本とフランスですねということで、いろいろと先輩のフランスの教訓を学びながら、本当に堅実なそういう研究開発を進めなければならない。
それどころか、原型炉から研究開発炉に格下げするという話も今出てきていますね。プルトニウムとナトリウムの利用という二つの困難な問題と採算性などもあって、高速増殖炉が実証炉から商業炉へ進んでいく見通しというのは、現在のところ全く立たないという状況にあるのではありませんか。大臣、これはどうですか。
○加藤(康)政府委員 今の話は、新聞がそう言っていたということだと思いますけれども、「もんじゅ」原型炉と申しますのはまさしく研究開発炉でございまして、研究開発段階なのでございます。したがいまして、格下げということはなくて、そのまま研究開発をそれでやりたいということでございます。
実験炉から研究開発炉、そして実証炉から商業炉へと発展していくわけですよ。今私が言っているは、実証炉から商業炉へ進む見通しは今立っているのかということを聞いているのですよ。一言でいいです。
○中尾則幸君 今の御説明で若干理解したつもりですけれども、何分研究開発炉でございまして、先ほどの御質問にもありましたけれども、いろいろな事故が想定されるわけでございますから、広範囲にわたってその基準というんですか、点検、総点検チームがこれからやられることだと思いますけれども、しっかりやっていただきたいと思います。 次の質問に移ります。
○赤羽(信)政府委員 科学技術庁としましては研究開発炉の審査、あるいは安全委員会としましては商業用発電炉の審査などを行ってきたわけでございますけれども、これまでの経験では先生御指摘のようなケースはございませんでした。
なお、私ども直接監督しております研究開発炉あるいは研究用の炉というのがございますが、小さい個別の研究目的を持ちました炉につきましては、研究者自身がその都度条件を設定して運転するというような事情がございますので、必ずしもこの資格制度になじむものばかりとは限らないと思いますけれども、たとえば新型転換炉の「ふげん」のように、すでに大型設備になりまして商業発電炉とかなり似たような運転をしているものもございます
米国におきましてはかなり自主検査的な要素が強い、あと原子力規制委員会がその内容をチェックをしていく、監督をするという立場であるのに対しまして、わが国におきましては通産省なり、研究開発炉でございますと科学技術庁でございますが、事細かに検査をいたしておるようでございます。
特に仮定の問題として、将来日本に導入される場合にどちらに扱うかといったふうな問題につきましては、日本の国情に合うように改造するということが、その研究開発炉というのに値するのか、あるいはその程度のものはすぐに実用化と言ってよろしいのか、その辺の裁量の問題になるわけでございまして、今後そのようなことが具体化するようになる暁には規制当局においてそのような観点から検討されるというふうに考えております。
私は先ほど来研究開発炉、研究開発のための言うならば中間炉系統のものを開発する主体はだれだろう、受け入れ主体はどういうものを考えたらいいだろうかというところから、公社の問題を取り上げたのです。したがって、私は感じとしては、いまの燃料公社のやり方を見ておると、とてもそろばんにのせて合理的に運営できるような状態とはほど遠いのではあるまいか。