2000-04-13 第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第10号
まず冒頭に、いろいろ資料を読ませていただきましたが、日本の国際競争力が一九九二年には世界第一位であったのが、昨年、一九九九年には各分野総合した上で十六位まで転落をしてしまったという悲しい現実がありまして、これを踏まえて、今後二十一世紀に向けて我が国が奈落の底へ落ちていくのか、あるいはここで踏ん張って、産学連携の本法案をばねといたしまして新たな道を日本が、産業界が目指していく、それも大学のいわゆる研究活力
まず冒頭に、いろいろ資料を読ませていただきましたが、日本の国際競争力が一九九二年には世界第一位であったのが、昨年、一九九九年には各分野総合した上で十六位まで転落をしてしまったという悲しい現実がありまして、これを踏まえて、今後二十一世紀に向けて我が国が奈落の底へ落ちていくのか、あるいはここで踏ん張って、産学連携の本法案をばねといたしまして新たな道を日本が、産業界が目指していく、それも大学のいわゆる研究活力
雑誌「科学」の六月号に「大学教官の任期制は研究活力を向上させるか」、こういう小論が掲載されています。京都大学、東京大学、九州大学の三大学四部局を異動したという筆者が強調するのは、異動というのはいわば新しい研究室をつくることを意味していて、個人的に大きなコストがかかるということです。「アクティブな実験系の研究者なら、自分の研究に必須の大型実験設備や精密機器を少なからず保有している。」
○太田委員 吉田参考人にお伺いをいたしますけれども、我が国の農林漁業の振興あるいは多様なニーズに応じた食糧の安定供給を図るための技術の高度化を図るためには、公的な機関のみではなくて、民間の研究活力に期待する面も多いと考えられるわけですけれども、その効果的な促進を図る上で、機構の業務運営などにおいてどのような配慮が必要とお考えでしょうか。
ただいま御質問の中にもございましたような、鹿児島県ではそういう一種の情報センター的なものをつくりまして、ここを中心にしていろいろ試験研究機関で開発されました研究成果を情報交流をする、こういうことに既に着手しておられますが、現在の状況は、技術の開発そのものにつきましては、御指摘の中にもございましたような官・産・学の連携ということを基本に置きまして国が基礎的研究を担当する、それから民間等の研究活力を大いに
また、今年度予算の成立に伴いまして技術会議事務局の中にバイオテクノロジー室というものを発足させまして、ここで官・産・学の共同と申しますか、民間の研究活力を使い、また大学等の研究機関とも連絡をとりながらバイオテクノロジーの開発を進めていくということが第一でございます。
このために、昭和五十九年度から官・産・学の連帯強化による総合的なバイオテクノロジー、先端技術の開発を積極的に推進することといたしまして、バイオテクノロジー室の設置などの推進体制の整備、国による先行的、基盤的な研究の強化、民間の研究活力の積極的な活用、作物遺伝資源・育種情報総合的管理利用システムの確立、これらを図っていくということにしております。
そういうことも含めまして、将来のたとえば十年、二十年先の新産業を担う新しい技術をできるだけ早く国の力で国がお金を出して、そして民間の研究活力とあるいは国の研究所の能力と大学の先生のお力を結集して進めようというのがこの次世代産業基盤技術でございまして、その一つの重要なテーマといたしまして、このファインセラミックスの問題も取り上げたと、こういうことでございます。