1993-03-29 第126回国会 参議院 本会議 第7号
委員会におきましては、本案提出の背景、趣旨、国際研究交流の現状、科学技術特別研究員事業における身分、研究条件等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。 質疑を終局し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して吉岡委員から本法律案に対し反対する旨の意見が述べられました。 討論を終わり、採決の結果、本法律案は賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
委員会におきましては、本案提出の背景、趣旨、国際研究交流の現状、科学技術特別研究員事業における身分、研究条件等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。 質疑を終局し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して吉岡委員から本法律案に対し反対する旨の意見が述べられました。 討論を終わり、採決の結果、本法律案は賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
それからもう一つは、大学の研究条件等が大変劣悪であるということ。今、狭溢化、老朽化の問題が、特別施設整備資金の問題とともに、法律でも議論をされたわけでありますけれども、そういう高等教育の世界における研究条件というものは諸外国に比べて決して日本はいいものではなかったし、最近ますますひどくなっているという実態があろうと思います。
そのような今後長期的な展望を持って努力をしなければならないと思いますが、現在我が国の高等教育が研究費、研究条件等極めて厳しい状況の中に置かれているということは、残念ながら率直に認めざるを得ません。
それで、ちょっと後戻りいたしますが、さっきもちょっと触れました大学審議会の「高等教育計画部会の審議概要」の中の「高等教育の質的充実について」という項目の中で、教育、研究環境の高度化を図る手だてとして、大学教員の「選択的任期制や契約任用制を導入することについて、その処遇や研究条件等の在り方を含め、検討する」ということを求めておるわけですね。
そこで、私立学校の今申し上げたような役割のの重要性にかんがみまして、私学助成は私立学校の教育、研究条件の維持向上、就学上の経済的負担の軽減、そして経営の健全性を高めること等を目的として行っているものであり、助成制度実施後私立学校の教育、研究条件等は改善されてきていることを考えますとその意義は大変大きいものがあると考えております。 数字的なことにつきましては政府委員から答弁をさせます。
その結果、ただいま御指摘がございましたように、一般補助の見直しにつきましては、従来から行っております傾斜配分を、教育研究条件等について非常に意欲的に対応しておられる学校にはたくさん行き、その辺の対応が十分でないところには少なく行くというような形で、厳しくというのはそういう意味でございますけれども、そういう格好での見直しを行ったわけでございまして、定員に対して水増しが行われているというようなところに対
○説明員(阿部充夫君) もちろんこの件につきましては、私どもの方も無条件で結構なことであると言っているわけではないわけでございまして、大学の本来の目的である教育研究条件等に悪影響が来るようなことがあってはならないという勧点から、慎重な取り扱いを大学側に対しては留意を促しておるところでございまして、それはかねてからずっと同じ姿勢でまいったわけでございます。
しかしながら、かく期待されている高等教育の実態、特に私立学校につきましては、最近における入学金、授業料等の納付金の増額傾向や教育研究条件等の悪化の現状を見ますると、人間形成途上において教育の取り組むべき基本的な課題について、その十分な解決が懸念されるのであります。