2018-07-10 第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第27号
だから、研究成果に対する科学者の研究態度というのは、一人の研究論文だけでは結論を出せないんですけれども、多くの科学者の集合知として科学の専門業界の中でのコンセンサスがベースになるんですけれども、なぜか日本の中ではその科学的なディベートの中に別の圧力が入ってきて、それが希釈されていった。
だから、研究成果に対する科学者の研究態度というのは、一人の研究論文だけでは結論を出せないんですけれども、多くの科学者の集合知として科学の専門業界の中でのコンセンサスがベースになるんですけれども、なぜか日本の中ではその科学的なディベートの中に別の圧力が入ってきて、それが希釈されていった。
それに比べて、いろいろとマスコミから漏れ聞こえてくる、報道される話、情報では、極めてお粗末な研究態度であるだとか研究体制の整備、小保方氏の研究ということですけれども、要するに、研究者としての基礎的な素養についての訓練を受けていなかったんじゃないのか。
そして、「最後に、「中国人研究者による南京事件の研究態度について、変化が出ており、日中双方で学術的で、客観的な立場で議論をすることは重要だ」と強調。このうえで、両氏は欧米の研究者など第三者も交えて議論を深めていく可能性にも言及し、異口同音に、日本あるいは中国の立場という枠組みを取り払って、人類史という観点から研究を行う必要性を強調した。」というふうにこの記事には出ているわけですね。
私は、日本の研究者の置かれている心的な意味での環境と申しますのは、先ほど吉川先生が少し触れられたように、まず外部に枠組みありき、外部に学問体系というものが存在をして、その学問体系の中でみずからがどういう研究をするかということが非常に強く打ち出されてまいりましたから、その意味では朱子学派的な研究態度だったのではないかと思います。
先人のよくなし得なかった難関に挑戦することは画期的なことで、研究態度とその解明のあり方を高く評価する。この研究における考え方、方法も非常に優れたものである。回答者との信頼関係を保持し、信憑性あるデータを確保できれば関係方面に多大の情報を与えるであろう。 これが推薦理由書でありまして、その選考委員長が加藤一郎東大名誉教授です。 こういう民間の実際研究をなさっているところがあるわけです。
○木宮和彦君 しつこいようですが、その外人の中ではいわゆる先進国型の国と、後進国と言ったら怒られるかもしれませんが、発展途上国の国から来た――わかる程度で結構ですから、感じでも結構ですが、どちらが多くて、あるいはその研究態度といいますか、我々が受け入れるにはどっちに金を使えばいいかという、その辺もしおわかりでしたらひとつ。
しかし、研究機関でも非常にいろんな、国際協力を通じてでもそうですし、それから最近では特に産業界からいろんな刺激を受けまして、非常に熱意のある研究態度というものが見られておりまして、研究機関によるでしょうけれども、非常にプロダクティブな研究機関もできつつあるということが言えるかと思います。
文部省の関係研究所、この監察の中で、「文部省統計数理研究所の研究目標、研究態度は、反省、改善の要あり」、こんなのが出ましたね。それから「京大工学研究所の研究内容は低位であり、充実、向上が必要だ」、あるいは「東大史料編さん所は骨とう的趣味に偏して、科学的方法に欠け、反省の要あり」、また「東大社研は廃止せよ」、こういう行き過ぎた監察結果が出されたというふうに私は承知しております。
こういう研究態度は日本の画一的な講義を聞くというのと、レポートをつくっていくというのが非常に違うと思いますが、相当の歳月をかけて自分の実力を蓄えている。
いわゆる畑作物の一般的な適地生産や品種改良について、いわゆる試験研究機関も十分一生懸命にならぬといいますか、実際予算上からも、あらゆることもそこに非常に差別がついて現実に今日まで来ているんじゃないか、こう思うわけなんですが、そういうふうなことで、ひとつ単刀直入に育種について、国の研究機関とその他について、この種苗法を新しくやるについて国の研究機関は従来とそう変わらぬ態度なのか、または試験研究機関の研究態度
したがって、開放制のもとにおいて言われておりますよさ、教養としての広い知識を備えている、あるいは人間的に幅と深さがある、あるいは専門の教科についての研究態度がすぐれている、そういうような開放制のもとにおける教員養成においていいと言われているそういったところは、教員大学の場合にもできるだけ伸ばしていくということを考えていかなきゃいけないと思います。
○政府委員(佐野文一郎君) 戦後開放制の教員養成制度がとられているわけでございますけれども、そうした開放制のもとで育ってきた教諭について、一般的にいいと言われている点は、教養としての広い知識を持っているということ、それから専門の教科についての研究態度がすぐれているということ、さらに、人間的に幅と深さを持っている者が多い、そういうことが言われるわけでございますが、反面で、どうしても免許教科に片寄って、
そういう形において、しみったれた考古学のいまの萎縮した発掘と文字解釈の中に停滞している日本の古代文化に対する研究態度より、やはり世界を相手にグローバルな時代に視野を向けていかなければならないときですから、そういうときにおいては、われわれの文化の源流をチグリス・ユーフラテスに、あるいはナイルに、あるいはガンジス、インダス川に、あるいは黄河、揚子江に、あるいは黒海に向けるだけのスケールがなけりゃ、日本の
こういう世界的な傾向といいますか、研究態度が盛り上がってきてございます。 それで、御承知のようにOECD理事会の勧告に基づく通報制度とか、調停委員会によります調停制度等がございまして、調停にかかったという例はまだ日本にございませんが、アメリカ、西独等との通報は実例が幾つもございます。
自主的に政府並びに当局の側から問題が出されたのではないけれども、私どもの方の追及の結果、今日行われつつある再処理工場のウランテストに当たって、一つには、科学的な安全性の保持、この点について、いま一つは、日本ではまさに処女プラントであり、あるいは現在日本にあるいろいろなこの種の施設の中では最も危険性の高い、そういう施設の新しい技術開発を行うに当たつての研究態度が科学的であるのかどうか、こういうような点
これは技術水準のある程度の格差がある場合にはあるいはやむを得なかったかもしれないとも思いますが、現在のような状況になりました場合には、むしろそういうことよりも、進んで新しい物質をつくるという研究態度になるような段階になったのではあるまいか。制度としましても、それを奨励し、刺激するような物質特許という制度をつくる方が適当ではあるまいか、こういう審議会の御意見でございました。
私がここで言いたいのは、実は省庁を越えた広い分野からの研究開発、あるいはそれに対する調査活動というものが現在どうしても要請されているのだ、こういうことがいわゆるインターディシプリナリーという一つの基本的な現在の研究態度の条件という形でいわれるわけでございます。 実は、私たちの三菱総合研究所は日本で一番大きなシンクタンクといわれているわけでございまして、約三百五十名の研究員がおります。
戦争に入る前に欧米の水準にかなり近づいたというのが日本の研究水準の実情であろうかと思いますが、戦後はさらに民主教育の発展に伴いまして研究者が大量に養成されてきて、その結果、ますます欧米との格差は縮まったということが言えると思いますけれども、しかしながら、実際に縮まり方というのはどのようなものであるかということでありますが、やはり最後のあるレベルというものは、単に量的なものではなくて、独創的な質的な研究態度
たとえば、これは非常に失礼な申し上げ方になるかもしれませんが、出席をされても何の発言もなされないで、居眠りまでと申し上げると失礼な言い分になるかもしれませんけれども、まあ別に研究態度もないといったような委員さんと、自宅まで仕事を持ち帰って仕事をなさるような熱意のある委員さんと、一体どちらが審議会にとって大切なんでございましょう。これはひとつちょっと官房長官、いかがでございますか。
○八田委員 萩野先生からいろいろ御意見があったのですが、私は、あなたに申し上げたいのは、熱心な研究態度はまことに見上げるのでありますが、互いに討論できるようなデータを出し合って、そして問題の解明にあたるという態度が必要であろうということを申し上げたのです。
ということは、生態的な、エコロジー的なアプローチが足らない、そういったことにも基因するのでありますが、私は研究にあたってはそういった新しい研究態度、そういった物質に対する、そういった薬品に対する新しい研究態度というものが必要であろうかと思うのであります。