2013-03-19 第183回国会 参議院 環境委員会 第1号
また、平成二十四年中に終結した事件といたしましては、井戸水の砒素汚染のために茨城県神栖市等の住民に健康被害などが生じたとして損害賠償を求めた神栖市における砒素による健康被害等責任裁定申請事件など三十四件でございます。この神栖市の事件では、茨城県に総額約二千八百万円の支払を命ずる裁定を行ったところ、県と住民の間でこの裁定を踏まえた和解がなされております。
また、平成二十四年中に終結した事件といたしましては、井戸水の砒素汚染のために茨城県神栖市等の住民に健康被害などが生じたとして損害賠償を求めた神栖市における砒素による健康被害等責任裁定申請事件など三十四件でございます。この神栖市の事件では、茨城県に総額約二千八百万円の支払を命ずる裁定を行ったところ、県と住民の間でこの裁定を踏まえた和解がなされております。
また、平成二十四年中に終結した事件といたしましては、井戸水の砒素汚染のために茨城県神栖市等の住民に健康被害などが生じたとして損害賠償を求めた、神栖市における砒素による健康被害等責任裁定申請事件など、三十四件でございます。この神栖市の事件では、茨城県に総額約二千八百万円の支払いを命じる裁定を行ったところ、県と住民の間で、この裁定を踏まえた和解がなされております。
実態は分かっておるんですが、最近の報告でも、アメリカのある病院のデータですけれども、死亡した患者の一万二千人ぐらい調べますと二〇%ぐらいが砒素汚染によるものだというふうに言われておりますので、私はできるだけそれを使わないようにしていく、口に入れるものについてはできるだけそれを使わないようにしていくしかないと思っているんですね。
あと、飲み水の水源である河川水あるいは特に地下水ですが、砒素汚染というのが全国的に広がっておりまして、あるいは弗素の汚染というようなこともございます。いろいろなデータがありますが、相当、何百万とか何千万、正確にはつかめないんですけれども、何百万人あるいは何千万人という単位で多くの人がそういう重金属を含んだ水を飲まざるを得ないという状況に今あると。
すなわち、この時点で平成二十年の最新の調査を持ち、砒素汚染がさらに悪化をしていたことを把握していた。にもかかわらず、砒素汚染がまだ進んでいないときの分析データでこの分析の有識者会議を行った、検討委員会を行ったということでございます。先ほどのC土捨て場ともつながるのかもしれませんが、こういった部分で、非常にずさんではないか。
茨城県神栖町におきます有機砒素汚染等については、昨年六月六日の閣議了解に基づいて、健康影響への対応を進めるために医療費の支給などを行います緊急措置事業、そして汚染源特定のための調査等を実施をしてまいりました。
特に、茨城県の神栖町では、幼児を含めて極めて重症な被害状況が明らかになっているということで、地域全体としてもこういった面については懸念をして、不安がますます高じているというふうに伺っておりますし、そういった中で、公明党の茨城県本部は四月の二十一日、現地視察を行いまして、こういったことを踏まえまして、五月の二十三日に神栖町の砒素汚染による健康被害者の会代表の方々とともに環境省に対して申入れを行ってきた
○鈴木国務大臣 神栖町におきます飲用井戸による砒素汚染の健康被害ということでございますが、寒川町とか平塚の事例と違いまして、これにつきましては、旧日本軍の毒ガスの現物というものが出ていないわけであります。
神栖町におきまして、まずは、水質基準の四百五十倍の砒素汚染が見られましたA地点について、飲用井戸の砒素によります健康被害が報告されておりますので、ここについて早急に原因究明のための調査を行いたいと考えております。 当面はレーダー等も用いました概査を行いますが、その後は、詳細なボーリング、あるいは必要があれば掘削ということも含めて対応をする必要があると考えております。
これは結果論ですけれども、少なくとも四年前に十分な汚染原因の究明や成分分析が行われ砒素汚染対策が打たれていたならば、これらの地区の汚染の拡大は防止できたでしょうし、幼児の健康被害を回避できたかもしれません。 そこで、四年前四十四倍の砒素が検出されたときに、検出された会社の寮の井戸については上水道に切りかえておりますけれども、周辺の地域では飲用井戸水がそのまま使用され続けてきたわけです。
○藤木委員 もう時間が参りましたから、最後に大臣に一言お答えをいただきたいというふうに思うのですけれども、橋本知事は、こうした問題は原因者の日本政府の責任で処理してもらいたい、財産的な損害が出ればそれについても対応してもらいたいと話しておるわけですから、環境省は、ことしの夏ごろまでに調査を終えて、今年度中には結論を出すという方向で進めているわけで、今回の神栖町の砒素汚染が旧日本軍の毒ガスに由来するものという
それから、茨城県の神栖町でございますが、これにつきましては、本年の四月十六日に茨城県知事から、神栖町における飲用井戸の砒素汚染問題について、旧軍の毒ガスに関係しますジフェニルアルシン化合物が検出されたこと、また、健康被害が生じているということから早急な対応を求める要望があったわけでございます。
○鈴木国務大臣 神栖町におきます飲用井戸の砒素汚染の問題でありますが、先般も茨城県の橋本知事さんが私のところにもおいでになられました。地元としても、大変重要な、深刻な問題だと位置づけておられますし、そして私も、今先生から御指摘ございましたとおり、その井戸を飲用されていた方々に深刻な健康被害が出ているということを、これは大変強い憂慮の念を持っているところであります。
私どもは、島内の砒素汚染の再調査と、捨てられた兵器の徹底確認、化学兵器処理に関する資料の公開、島内に残る化学兵器の完全廃棄と汚染物質の除去を申し入れました。
さらに、今後、同検討会の最終報告に沿いまして、その他の砒素汚染土壌等対策を実施するとともに、定期的な水質のモニタリングを実施することにしております。 このような対策を講ずることよりまして、今後とも国立公園の利用者の安全の確保に努めていきたいというふうに考えております。
昨年の七月からですけれども、大久野島の砒素汚染土壌の洗浄処理が秋田県の大館市の花岡鉱業で行われたようですが、その特徴や経過について少しお聞かせいただきたいと思います。 私の聞くところによりますと、砒素だけでなく鉛が回収されているようです。
○久保亘君 前回か、前々回の委員会でしたか、私は鹿児島湾の原因不明の水銀の汚染の問題について、環境庁、通産省等にお尋ねをいたしましたが、これらの水銀汚染とか、あるいはいま私がお尋ねいたしております砒素汚染などについて原因が究明されないということは、住民にとっては非常に不安が残るわけであります。
○久保亘君 私は、鹿児島市の錫山と呼ばれる地区の砒素汚染についてお尋ねをいたします。 この地域は、水質汚濁防止法の地域指定を受けたことによって、カドミウムに関する調査を鹿児島市が行ないました結果、その調査に付随をして砒素が検出をされるに至ったものであります。