1953-09-05 第16回国会 衆議院 農林委員会 第33号 政府は本年の相次ぐ甚大な水害にかんがみ、治山治水に関する根本対策を検討されておるように承つておりますが、今年の大水害が風を伴わない豪雨によるものであつたこと等から考えまして、治山治水の根幹は水源地帯における造林あるいは砂防治水等にあるものと考えざるを得ないのではないかと思います。つきましては、まずこの点に関しまして農林当局の構想を承り、しかる後質疑を行うことにいたしたいと思います。 井出一太郎