2018-06-12 第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
今後、参加を検討しているタイは世界第四位の砂糖生産国であり、国内製糖業への影響は計り知れません。 また、畜産業の経営安定化対策、いわゆるマルキンが法制化されることは評価できますが、救済されるのは大規模生産者に限られます。沖縄の離島のなりわいの中心はサトウキビ産業や畜産業であり、TPP11による悪影響は離島の暮らしの維持そのものに関わります。 第二に、TPP11は言わば巨大な外圧の塊です。
今後、参加を検討しているタイは世界第四位の砂糖生産国であり、国内製糖業への影響は計り知れません。 また、畜産業の経営安定化対策、いわゆるマルキンが法制化されることは評価できますが、救済されるのは大規模生産者に限られます。沖縄の離島のなりわいの中心はサトウキビ産業や畜産業であり、TPP11による悪影響は離島の暮らしの維持そのものに関わります。 第二に、TPP11は言わば巨大な外圧の塊です。
厚生労働省が調査したスクラロースの食品向け出荷量は百八十トンですから、これは換算すると砂糖生産量の約五・六%になるわけです。 他の人工甘味料、表にしましたけれども、人工甘味料全体を加えると、砂糖の需要量の一六%になるわけです。とても影響しないとは言えない。 大臣の影響しないという認識を改めて、人工甘味料による砂糖業界への影響対策を真剣に検討すべきではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
しかしながら、砂糖生産者にとって、今、非常に厳しい状況が続いております。一つは不作です。てん菜糖も、もう二年連続、三年連続で、限度数量には達しておりません。大変な不作になっております。せんだって沖縄に行きましたら、沖縄でも、復帰以来一番の不作ということをお聞きいたしました。今、生産体制が天候等によって非常に厳しいということが一つ目。 もう一つは、砂糖に対する誤解です。
これからいろいろ、県または農水省の方でもそのための支援というのはお考えになられるんでしょうけれども、最近、TPPに関していろいろな報道がなされますので、砂糖生産者の方は大変不安に思っておられます。 国産の砂糖というのは、御案内のとおり、北海道と鹿児島、沖縄だけでつくられております。大体八十万トン。北海道で六十数万トン、南の方で十七、八万トンつくられています。
農水省の試算で、当時、日本の小麦の生産が九九%減少、砂糖生産は一〇〇%減少、乳製品は四四%だと、牛肉生産は五六%だということで、影響額にして七千九百億円に上るということが明らかにされていたわけです。 私の地元北海道でも、そうなると二万一千戸離農ということにならざるを得ないんじゃないかと。今五万大体九千戸ぐらいですから、もう半分ぐらい減ってしまうと。
約百八十万トンは輸入している現状で、国内産糖は全消費量のわずか二八%から三〇%前後ですので、日本の砂糖生産量が決して他の砂糖生産国に不利益を与える状況ではありません。何としても重要品目を八%まで引き上げて、国内産砂糖が重要品目に入れるようにすべきだと思いますが、その見通しについてお聞きしたいと思います。
砂糖生産でいうと、機械の導入が地力を弱めて、逆に今度収量を下げてしまうということもあるということだとかいろいろ言われていて、上からの一律的な機械化促進ということでは批判もあるわけです。 だから、やっぱり本当に、昨日も出ていましたけど、サトウキビというのは生命産業だと、沖縄にとっては。鹿児島も作っていますけれども。
そのことがなければ、北海道、沖縄、鹿児島における国内の砂糖生産についても、あるいはその他の農産物についても、いろいろと私は問題が出てくるのではないかと思っております。どうかそういう点を十分御理解願いたいと思っております。
方針の中にあって、国の重要な施策であるということでありますから、なかなか、国の事業としてそれぞれの重要性というものをかんがみていく、独立行政法人が引き続きその任に当たると、こういう結論だというふうに理解をいたしておりますが、しかし、長年やってきておる業務でありますから、そしてまた事業の中身においては大変地域経済において重要であるという問題もあるわけでございまして、まず、蚕糸業の振興の助成あるいは砂糖生産振興事業
このため、輸入糖の価格指標である安定上下限価格を廃止するとともに、国内産糖の価格支持について、農畜産業振興事業団による買い入れ・売り戻し方式から交付金方式に改めるほか、同事業団に、当分の間、砂糖生産振興資金を置く等の措置を講ずるものであります。
○政務次官(金田勝年君) 砂糖生産振興資金につきましては、本年十月に糖価安定資金を引き継ぐこととしておるわけでありますが、糖価安定資金は平成十一年三月末現在で千七百七十一億円でございます。
国といたしましても、産業活力再生特別措置法の活用や砂糖生産振興資金を通じまして、このような業界の主体的取り組みを支援することとしておりますけれども、砂糖生産振興資金による支援につきましては、大企業、中小企業を問わず、真に支援の必要なものを対象とすることといたしております。
○渡辺孝男君 次に、砂糖生産振興資金の設置についてお伺いしたいと思います。 「糖価安定資金を廃止するとともに、農畜産業振興事業団は、当分の間、砂糖生産振興資金を置くものとする」、そのようにされておりますけれども、この「当分の間」というのはどれくらいの期間で、それから砂糖生産振興資金というのはどれくらいの金額なのか、お伺いしたいと思います。金田政務次官、よろしくお願いします。
第四に、砂糖の生産の合理化と砂糖の需要の拡大を緊急に図るため、輸入に係る指定糖等の売り戻しの価格の特例措置を三年間に限り講ずるとともに、農畜産業振興事業団に、当分の間、糖価安定資金を引き継ぐ砂糖生産振興資金を設置し、これを財源として、当該売り戻し価格の特例措置を含め、砂糖等の生産の振興に資するための措置を講ずることとしております。 以上がこの法律案の提案の理由及び主要な内容であります。
本案は、最近における砂糖をめぐる諸情勢の変化にかんがみ、輸入に係る砂糖の価格を安定させるための指標である安定上下限価格を廃止するとともに、国内産糖の価格支持について、農畜産業振興事業団が国内産糖について買い入れ及び売り戻しを行う方式を交付金を交付する方式に改めるほか、農畜産業振興事業団に当分の間砂糖生産振興資金を置く等の措置を講じようとするものであります。
○鉢呂委員 そこで、今回、法改正では、この糖価安定資金を廃止して砂糖生産振興基金を設置しました。この基金の財源を活用して、国内糖価の引き下げ及び原料作物生産の振興に関する業務に出資をするという形になっております。
○玉沢国務大臣 砂糖生産におきましては、先ほど来申し上げておりますように、非常に地理的に困難な地域で生産をしておられるわけでございます。そういう困難なところで努力をされておられる中小製糖の方々も含めまして、我々といたしましては、今後とも、その営農及び営業が確保されるように適切に対処してまいりたいと考えております。
○谷津政務次官 製糖企業の合理化を支援する観点から、産業活力再生特別措置法による金融、税制上の支援措置のほか、砂糖生産振興資金を財源としまして、操業率の向上等に必要な機械、施設、それから共同生産等に伴う工場の廃棄、退職金等の融資などに関して助成を行うことは考えております。
第四に、砂糖の生産の合理化と砂糖の需要の拡大を緊急に図るため、輸入に係る指定糖等の売り戻しの価格の特例措置を三年間に限り講ずるとともに、農畜産業振興事業団に、当分の間、糖価安定資金を引き継ぐ砂糖生産振興資金を設置し、これを財源として、当該売り戻し価格の特例措置を含め、砂糖等の生産の振興に資するための措置を講ずることとしております。 以上が、この法律案の提案の理由及び主要な内容であります。
もちろん、この地域のこういうお百姓さんたちが砂糖生産というところで生活されておる。また、ほかの農作物というのも大変であるとか、地域のいろんな風土ということもある。
○仲村委員 この砂糖の価格の面で考えると、輸入糖ははるかに安いので、国民の中には、何で無理して国内砂糖生産のために財政負担をするのかという意見もあります。
これは、主として国内の砂糖生産の合理化の推進が価格に反映されたということでございますけれども、今後ともそういう国内の砂糖生産の合理化の推進をいたしまして、国内の砂糖価格に適正に反映させてまいりたいというふうに考えております。
委員会におきましては、ガット関連の二文書に関して、農産物自由化の現状、砂糖生産農家の保護等の問題についての質疑が、また、在外公館関係の法律案に関して、在外勤務環境の改善、ナミビアに対する我が国の協力姿勢等の問題についての質疑が行われましたが、詳細は会議録によって御承知願います。
○竹村泰子君 大臣、お伺いいたしますが、今お答えがありましたとおり砂糖生産農家というのは七万三千戸ぐらい、これはほとんど沖縄及び北海道に集中しているわけですね。
現在のまま砂糖調製品の輸入制限を解いた場合に、砂糖を消費する立場からすれば、砂糖生産国から少しでも安い原料を外から買えた方が得になるわけですから、砂糖に少しまぜ物をして関税を安く入れて、それをまた砂糖に戻すなりそのまま使うなりして……
初めにこの合意文書ですが、砂糖生産農家に対する打撃を防ぐために砂糖類似品の関税率を引き上げる必要がある、こういうことからすれば、その砂糖類似品が日本にどんどん入ってきた場合に、それが砂糖生産農家に打撃となってあらわれなければなりません。