2009-03-18 第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
機構が扱っていらっしゃる農産品の中で、つまり内外価格差に対応しながら国内農家を守っていく、そして、私たちも砂糖がなくなっちゃったら大変ですから、砂糖大根それからサトウキビ、この砂糖関係、これは十三の資料にありますように、各糖業をやっておられる方々にこんな形で行っているんですね。めくっていただいた十四はでん粉関係です。コーンスターチも入っていますね。
機構が扱っていらっしゃる農産品の中で、つまり内外価格差に対応しながら国内農家を守っていく、そして、私たちも砂糖がなくなっちゃったら大変ですから、砂糖大根それからサトウキビ、この砂糖関係、これは十三の資料にありますように、各糖業をやっておられる方々にこんな形で行っているんですね。めくっていただいた十四はでん粉関係です。コーンスターチも入っていますね。
あわせて、もう一つは、今度の糖調法の改正にもありますように、現在は、沖縄、鹿児島、北海道におきましてサトウキビあるいは砂糖大根の生産をいたしておりますが、約九百億円の助成をこの両方にやっているわけでございます。しかしながら、この九百億円に対して、現在、砂糖の価格の中にその保護財源が入っているわけでございます。現在は大体一キロ三十円でございます。
そして、そういう中で、今度の法律によって一層、砂糖大根をつくっている人たちが正常な生産状態はどうなのかと。今までは、実際問題として六万八千ヘクタールですか、そこで、面積でやっていたわけでありますが、今後は、やはり全体の需給を考えながら、そして、内外価格差を縮める努力をてん菜をつくる方々もやってきているんじゃないか。 現実に、てん菜糖についても、原料で売るものと製品として売るものがあります。
そういう面で、この砂糖大根というものが北海道の農業経済、重要な位置づけにある、あるいは、砂糖の全体の、甘味資源に関する世界的な需給が大幅に変化しているわけであります。ヨーロッパにおきましても、六百万トンのてん菜糖、ビート糖をつくらないということでございますし、また、エネルギーとしてそちらに転化していくわけですから、砂糖の原料はどんどんなくなっていくわけであります。
確かに品目誘導を余りしますと、これは黄色の政策になってしまうので、そこは微妙なところがあるわけでありますけれども、ヨーロッパなんかを見ますと、例えば砂糖大根、ビートと言われるものですけれども、それはもう契約以外は一切買わない、一トンでも余計には絶対に買わないというふうなことがあったり、それからインセンティブをつけていくというような方式のやり方など、これは実質的には誘導策であり、ある意味では制限策だと
岩槻参考人には、イギリスの動物学者のグループがノーフォーク州でたしか除草剤耐性遺伝子を組み込んだ砂糖大根を栽培したときに、砂糖大根畑に生えている雑草の種子をえさにしている野鳥に、これはヒバリだったそうですけれども、どのような影響を与えるかという検討をした結果がございました。雑草の種子は少なくとも九〇%減少してヒバリに大きな影響を及ぼすことがわかったということでした。
それから砂糖は、これは粗糖を輸入して精糖するわけでございますが、もし、砂糖大根ですね、てん菜を主として充てるということになりますと、ヘクタ−ル当たり六・五トン程度の収量が期待されますので、まず大体総作付面積としては七百九十万ヘクタール、牧草とか果樹とかあるいは桑畑、お茶畑など通年作物を二倍に計算いたしますと、延べ面積は九百四十万ヘクタールになります。
それから、三沢の周辺に五千ヘクタールのビート、てん菜、砂糖大根をつくって、これがキューバの革命によりてがらっと変わってだめになってしまった。地元はこれを心配しているのです。知事はそんな心配をしていないのかもわからぬけれども、まじめな人たちは非常に心配しているわけなんです。
しかしビートの場合あるいは砂糖キビの場合等を振り返ってみましても、砂糖大根、キビなりの値段は上がらざるを得ないということがございます。これも、できるだけ生産のほうを合理化して、単位当たりの生産費が軽減されるように努力はいたしておりますけれども、しかしその努力を越えて物価、賃金等の値上がりで原料価格が若干上がるということはございます。
具体的には、昨年でございましたか、北海道、東北等で、あれは砂糖大根といっておりますが——正式な名前は何と申すのですか——その値段が下がってきた、輸入と関連して。そこで、それでは困るというので、一トンについて幾らかの補助を、買い上げに対してしているわけですね。そうして考えていきますというと、これからの日本の砂糖生産の見通しはどうなっているのでしょうか。
○米内山委員 そういうことでわかりますとおり、結局、こういうふうな地元にも農民にも責任を持たない企業に対して膨大な国の金を融資し、そうしてそのしり馬に乗って、何も知らない農民に砂糖大根をつくることは教育作物だ、これをつくることによってこの地域の畑作農業が発展し、農民が豊かになるのだということを宣伝したのは農林省であるはずです。これこそまさに今日の誤った農政の一つの断面だ。
それならば、現地の工場をいますぐ解体あるいは移転しないで、いまの従業員でことしの砂糖大根を処理した場合に要する経費は、一体どれだけかかりますか。これはひとつ参考人、あなたのほうの地位を離れて、国なり県なりが独自にやった場合、ことしだけの総額は幾らかかりますか。
生産費所得補償方式がとれないというけれども、とる気がないということだけのことで、私らは砂糖大根をつくっている農民も人間だと思う。人間として尊重するならば、投下した労働を正当に評価するということを価格の中に織り込むべきだと思う。それがなぜできないか。それができなければ、砂糖大根をつくっておる農家を人間扱いにしないという政策になる。これはあなたに聞いてもしようがないから大臣に聞きます。
一工場当たりの所要砂糖大根の量がまだ少ないのでありますから、平均十五万トンといっても、まだまだやらなければならぬというように私は思うのであります。それらもやるべきものはまだまだその計画達成までの間にも相当努力しなければいかぬのであります。
それからそれに関連して、ひとつ、これは農林省の考え方を伺いたいと思いますけれども、農林省は、本来の仕事として砂糖大根の生産のほうをやっておられる、これを製造する製造工業の過程についての研究というものは、あまりやってはおられないであろうと、これは想像するので、これは農林行政の範囲外だということで、何といいますか、技術面における研究等も十分でなかろうと、したがって、経営規模の問題にしても、先ほどお話があったのでありますが
その際には、私は、できれば年次計画的に工場の設置を認めつつ、そうして、その地域における、その工場の集荷して製造に向けるべき原料砂糖大根の増産というものをはからせて、そうして経済的な最小必要量ができる年次を目ざして開始をさせるというような年次計画を立てて決定するのが妥当ではないかと、かように今考えております。
しかも甘味資源増強という立場から申しまして、砂糖大根の増産は奨励してきております。どうしても今度は砂糖工場の能率からいいましても、今年じゅうには少なくとも一、二工場はふやさなければならぬという状況にあるようであります。従って、それをどうするかということは、できるだけ早い機会に処置をつけて明朗にしたいと私は思っております。
しかし最近におきまする北海道以外にだんだんと暖地ビートの研究の結果育成されてきて、たとえば岡山のごとき、大体砂糖大根はできることははっきり認められてきました。そういたしますると、これも御承知のように、まあ今日原糖輸入が百十万トン前後入れております。私ども計画としてはやはり甘味資源としてこれだけ外から買うているものを、せめて数年間で七十万トンくらいは自給したい。
それでただいま御承知の通り日甜とか、それから芝浦製糖とか、あるいは北連ですか、三つぐらいなんでありますが、最近台糖が道南に計画をしているというだけでなく、今度さらに大日本製糖が池田というところですか、これを中心に計画をしている、こういうことを聞くのでありますが、私どもはその事業の全貌についてはむろんしろうとでありますからわからないのでありますが、必ずしもその北海道で砂糖大根ができるから、どこでもよろしいとは
ところがわれわれは専門の知識は持っておりませんけれども、みんな反当りの収入とすると、やはり砂糖大根の方がいいのだというような、農村の一つのブームといいますか、こういうものが多いように私ども見受けたのですが、そういう意味でやはり同じおやりになる中でも、北海道の総合開発という意味をやはり頭に置いてやっていただかないと、将来、同じ農産物をあれするについても非常に摩擦が起るというような面なんかもあると思いますが
これは数年来福島県、宮城県、青森県等において、東北地方における砂糖大根の栽培試験を県その他の団体等が熱心にやっており、相当の成績が上り、場所によっては、むしろ北海道よりもいいんじゃないか、こういうようなことも聞いておる。そういう意味合いで、東北地方は何といっても、工業もさることながら、農林業の方面においてもっと躍進的な発展をはからなければならぬと思う。
特に北海道におきましては、砂糖大根——ビートが気候条件から申しましても、災害等のありました際に、被害がきわめて少くて済むという寒地に非常に強い作物であり、またこれを栽培いたしますには、心土耕をいたし、土地もそれによって一そうよくなる。いろいろな条件から、このビートを植えつけることにつきましては、将来土地改良と関連いたしまして、十分取り入れていかなければならないと考えておるのでございます。
○鈴木(周)委員 外国の比較を見ますと、合衆国では消費税が一貫目当り十五円九十四銭、英国が十七円、西独が八十五円、仏国はゼロ、日本は一貫目百七十五円、こういうべらぼうな高いものでは、日本の砂糖大根を作っている人ばかりがひどい目にあっておるような考えを持つ。
しかるに日本においては根菜から取った砂糖、すなわちサツマイモに対して——澱粉糖に対しましては消費税をかけないが、ビートー砂糖大根に対してだけ消費税をかけている。北海道では、三十年度にはテンサイの反当りから見ますと、砂糖が七十八貫目とれております。これはテンサイ一貫目当り十九円七十銭になります。こういうことで、農家の手取りが、平均して一反歩当り一万二千百七十五円ばかりになっている。
私の会社は本土におきまして砂糖の生産をやりたいと考えまして、昨年、静岡県に砂糖大根の試作をいたしました。その結果はあまりはなばなしくなく、失敗いたしまして、今年それをもっと北の方に持っていったならば、よくできるのでなかろうかということになりまして、県当局その他の御援助によりまして、宮城県下の北原尾部落――蔵王開拓地であります、それと青森県の十和田市に試験地を持っております。