1995-03-01 第132回国会 参議院 予算委員会 第5号
いろいろお話ございましたが、新進党さんの特殊法人の案を拝見いたしましても蚕糸砂糖事業団と畜産事業団は統合という形になっておるわけでございまして、これに対しておかしいという御意見はこれはいかがかと思う次第でございます。 私ども、新進党の皆さん方のお考えも十分踏まえました上で今回の整理統合を行ったということをよく御理解いただきたいと存じます。
いろいろお話ございましたが、新進党さんの特殊法人の案を拝見いたしましても蚕糸砂糖事業団と畜産事業団は統合という形になっておるわけでございまして、これに対しておかしいという御意見はこれはいかがかと思う次第でございます。 私ども、新進党の皆さん方のお考えも十分踏まえました上で今回の整理統合を行ったということをよく御理解いただきたいと存じます。
そういうことでございますが、検討の視点、重点に置いて配慮するべき事項としては、御案内のとおり、昨年のガット・ウルグアイ・ラウンドの協定を受け入れる際の関係法案として、蚕糸砂糖事業団なり畜産振興事業団等が、国境調整のための国家機関ということをあの法律で認められた経緯もあるし、また、畜産物価格安定法その他の現在の時点における果たしている機能、これは引き続いて現在の畜産の情勢あるいは蚕糸の情勢から必要であろうということを
いずれも国家貿易品目に指定をされたために、畜産振興事業団だとか蚕糸砂糖事業団の事業内容を充実して、ガットの影響をなるべく少なくしようとするものであります。 この事業団についてはいろいろな意見がありますが、事業団の果たす役割、その機能を充実しなければならないと思うが、農林水産大臣の見解はどうですか。
実は、昨年の決算委員会の附帯条項の中に、蚕糸砂糖事業団の在庫放出、これはかねがね臨調からの指摘もあり会計検査院からの指摘もある、そういう立場から問題提起をしておるわけでありますけれども、なかなかこの関連する問題が解決いたしておりません。
農産物とか食品関係は押しなべて、為替レートで変動があってもその業種が守られるというか、あるいは調整機能が働くというふうな、例えば小麦の場合には食管法で保護されるとか、それから牛肉の場合には畜産振興事業団があってそこで価格のきちっとした管理をされるとか、それから蚕あたりの蚕糸砂糖事業団とかいろいろなものがあってコントロールされるとか、直接物価に変動がない状態があると思うのですが、電力、ガスから始めて、
そういう形の中で、先ほどから話がございましたように、まず需要が落ちている、蚕糸砂糖事業団に在庫が十八万俵ある、財政負担が重くなっている、どうしたらいいかということで、先ほど局長が答弁したようなことでございますが、一番大切なことは、主産地をどうして形成するか、養蚕中核農家をつくるか、そういう形でどのように養蚕が安定するかということですが、口で言えばやさしいが非常に難しい問題です、ずばり言いますと。
一般的な消費者の立場から見た感覚で物を言いますと、蚕糸砂糖事業団が現在抱えておる、つまり倉庫に眠らしておる実態が週刊誌でも取り上げられました。週刊誌でありますから、多少誇張したりするような部分もありますけれども、十七万五千俵というものが倉庫に眠っておる。
そこで、次に移りますが、蚕糸砂糖事業団と言うわけでありますが、私は直訳して蚕糸事業団とこの際は言わせてもらいますが、蚕糸事業団の適正在庫というのはどの程度に考えていらっしゃるのですか。
特にまた、いま蚕糸砂糖事業団になっております在庫の軽減の問題につきまして一言お願いを申し上げたい次第でございますが、何かひとつこれらの問題の内容を分析いたしますと、日本の生産された絹糸はそのうち五万二千俵程度でございまして、外国の生糸が十万俵というふうな実態でございます。
もちろん人をいろいろかき集めるわけでございますが、役所からもいろいろ出向その他で来ていただきますし、それから純粋の民間から、これは非常に若い方でたまたま奇特にも砂糖事業団ができるので入りたいという方も多少おりました。それ以外は、民間の方にお願いをいたしまして出向していただいたわけでございます。
○説明員(永井和夫君) 先生の御質問でございますが、私ども直接に砂糖事業団というようなものを設立するというような形で構想を立てておるということではございません。ただ、御質問の趣旨は、おそらく一月末に若干新聞報道の手違いかとも存じますが、一部の新聞にそのような記事が出たことがございまして、私どももその内容を聞きまして当たったのでございますが、必ずしも出所が明確ではなかったわけでございます。
生産者価格を基礎にしてきめた砂糖の政府の買い入れ価格、法律ではこれは売り渡し価格、売り戻し価格ということになるが、ことしの場合には、糖安法ができて初めて標準価格をこえた砂糖の国内の市内販売が行なわれておるわけでありますからして、その標準をこえた分については、これは法律には納付金ということにはなっておりませんが、実質的には国内産糖の製造業者が、あるときには三円、あるときには六円というふうに、製造会社から砂糖事業団
ただ一つありますのは、政府が、この価格が非常に高くなりましたときに、砂糖事業団を通じまして、高くなりましたものを上限価格で原糖だけは売り戻しておるわけでございます。
ですからこの際コンスの原料トウモロコシのみについて新しい対策として砂糖事業団がその原料トウモロコシを扱うというような方式をとることがいいではないかということを一点提起したわけです。 もう一点は、これはでん粉そのもので買い上げをしても、効果は同じだと思いますが、結局いまカンショでん粉、バレイショでん粉についても、大きな需要ということになれば、ブドウ糖だと思うのですよ。
これは輸入粗糖全部を事業団がタッチしておるわけですから、新しい事業団を設ける必要はないと思いますが、コーンスターチの原料トウモロコシの輸入については、さしずめ砂糖事業団に業務を担当させることにして、農林大臣が毎期ごとに原料トウモロコシの平均輸入価格というものをきめて、それを中心にして上限下限の輸入価格に対応して、政府がきめた輸入価格よりも安いトウモロコシが入ってくる場合には、それは事業団が買い入れをして
たとえば砂糖事業団をつくってみた。上限価格あるいは下限価格をきめてみた。現在どうですか。同じように、ただ価格の問題だけで上限あるいは下限によるところの安定価格ができたからといって、私は、蚕糸業者の安定度というものが、プラスにはなりますけれども、全体的なものではない、こら考えております。
○武田(誠)政府委員 最近の糖価の事情その他につきましては、ただいま先生からお話しのようなことでございまして、糖価安定法を施行いたしまして、砂糖事業団が業務を開始いたし、昨年の十二月ごろには、一応下限価格程度の百十円ないし百十五円くらいの取引価格ということに相なったわけでございますが、その後また急速に下落をいたしまして、最近では九十五、六円ないし九十六、七円というような状況にございます。
一方で、これは理由になるならないという問題がございますと思いますが、現在の砂糖事業団が発足をいたしましてまだ日が非常に浅うございまして、この売り戻し価格につきましては、砂糖事業団で徴収をいたします調整資金が財源になるわけでございますが、これらの動きというものも、現実問題として私どもとしては頭の中に入れておかざるを得ないというような事情もございまして、現在市価参酌という問題につきまして鋭意検討中でございます
現在の糖価というものと、砂糖事業団が売り戻しております国内産糖の糖価というものとの間では、現在の市価のほうがやや下回った水準にあるというように考えております。
ですから、今後も糖価の政策の立て方について、農林大臣は砂糖政策を砂糖事業団に求められておるようであります。私どもはその必要は認めないと思います。