1958-03-07 第28回国会 参議院 予算委員会 第7号
この問題については本会議で石黒議員から、またこの予算委員会で森委員から御発言がありましたが、総理のお答えはどうもはっきりしない。どうしてはっきり含まないとおっしゃれないのであろうと、こう思うのですが、国会をいつ解散するのかというような御質問にお答えになれないということは、これはわかります。
この問題については本会議で石黒議員から、またこの予算委員会で森委員から御発言がありましたが、総理のお答えはどうもはっきりしない。どうしてはっきり含まないとおっしゃれないのであろうと、こう思うのですが、国会をいつ解散するのかというような御質問にお答えになれないということは、これはわかります。
それと同じような意味におきまして、私はさらにお伺いいたしたいのですが、やはり石黒議員が非常に心配せられまして、これはまあ総理だけじゃない、全国民が選挙の公明を期するということを念願しておる。そうでなければ、民主政治の正常な発展はございませんので、これは当然なことでございます。そこで、何とはなしに来年の二月二十六日に衆議院議員の任期が満了する。
○田村文吉君 緑風会を代表し、きのうの石黒議員に引き続いて内政問題に関し質問いたします。 まず、自民党の総裁である岸総理にお尋ねいたしたい。一昨日の施政方針演説、これに続く社会党の質問等を伺ってもわかるように、岸総理のいわゆる二大政党の育成と対立はけっこうなことと思いますが、両政党はその政策において根本的に相違し、その世界観さえ違っているような感じを強く受けたのであります。
昨日も本会議において、緑風会の石黒議員を初め、羽生議員、鶴見議員から申し上げました通りで、まことに、くどいようでございますけれども、私たち国民にとって最も大切なことであると存じますので、私からも、いま一度申し上げるのでございます。あくまでも軍縮と切り離して、核実験の即時禁止をさせなければいけません。一日も早く禁止を行わしめるような態度に出ることが、どうしておできにならないのでございましょうか。
○国務大臣(岸信介君) 石黒議員の御質問にお答えをいたします。 第一の、外交は自主的立場を堅持しなければならないというお話は、これは全く私もさように考えておりまして、従来とも、その点を非常に高調し、また実現するのに努力をいたしておることは御承知の通りであります。ただ、原水爆実験禁止の問題につきまして私は理論として常に主張しておることは、今、石黒議員のお話の通りであります。
こういうことについて、日本の蚕糸、ああいう方の試験場その他のなにが、そういう研究ができるようになっているかどうか、これについては、石黒議員のごときは非常な熱意を持ってそれの具体化に努力をされておる。私は具体的に有効な方法が、その試験研究なり調査について立てられるならば、それに必要な予算につきましては別途考慮することにやぶさかでないものであります。
○大谷贇雄君 この領土の問題は、先日来各委員から、非常に憂国愛国の至情を吐露されておるわけでありますが、先ほど石黒議員からも切々たる御要望があったのであります。これは、総理におかれましても、国民に疑惑あるならば、政府は適宜な処置をとる、このごろは声明を発するというお言葉があったわけでありますが、私ども日本国民といたしまして、日本民族の百年、千年の重大な問題であるのであります。
私は緑風会の先輩石黒議員と共に緑風会を代表して、院内大臣室に公式に首相代理としての緒方副総理に面談をして、政府を信頼して特別委員会を設けないのであるから、政府は決して検察当局に干渉すべからずということを特に念を押して言つたのであります。副総理はこれに対して快諾を与えた。然るに、この重大な時局の最後において、突如として豹変して、そうして弾圧を加えた。
それから更に附加えまして、特別調査委員会を参議院内に設ける意見がありました際に、廣瀬議員、石黒議員、館議員から検察庁の公正を維持する政府の考えがあるならば、この調査委員会を設けることには自分らは賛成しないつもりであるがどうか、そういう申入がありましたことは確かに事実であります。私よく記憶いたしております。
○小笠原二三男君 私は、石黒議員自身が、こういうことを承認をし、或いは参議院が、院の運営上いろいろ御心配頂いておる緑風会としての会派も、こういうことを認めておるというようなことで、若しも手続がなされておるとすれば、これは相当問題になることと考えます。