1975-11-06 第76回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
当時、買収に当たっていろいろないきさつがありますが、町長からは「本地が警察予備隊演習地として指定される場合は、防風林地を国費をもって設置せられるとともに、水源涵養林を保存、存置していただきたい」とか、あるいは「降雨時には、河川はんらんはもとより、地質が一帯に石英粗面岩質であることから、十勝岳山ろく地帯は地隙と表土流亡の危険にさらされ」——ここはもうエロージョンの本場なんです。
当時、買収に当たっていろいろないきさつがありますが、町長からは「本地が警察予備隊演習地として指定される場合は、防風林地を国費をもって設置せられるとともに、水源涵養林を保存、存置していただきたい」とか、あるいは「降雨時には、河川はんらんはもとより、地質が一帯に石英粗面岩質であることから、十勝岳山ろく地帯は地隙と表土流亡の危険にさらされ」——ここはもうエロージョンの本場なんです。
あそこは石英粗面岩が非常に崩壊しやすい風化地帯でございます。やはりああいったところに対しては設計を厳重にいたしまして、あと地の保全工事、特に土捨ての問題につきましては、一定の場所にそれを捨てて、その場所については植栽等の工事をするというふうな措置が必要であったと思うわけでございます。
それはその通りであると思いますが、たまたま本件の地帯が石英粗面岩と推定されるのでありまして、外気あるいは水等の侵食のない場合は非常に堅硬なものでありますが、これが一たび手を加えて外気等に触れます場合は、非常に風化の早いもののようでございまして、たとえば仮排水隧道の貯水池側は、当初地山の岩盤に接着していたものでありますが、現在で見ますと、相当露出しておるという点から見ましても、取りつけ個所は相当風化したんではないかということが
また、ここの石英粗面岩の風化の問題になりましても、これはそういう悪いコンクリートのところで、一般の空気に触れれば風化をする岩質なんでありまして、上から見たからわからないといいますけれども、これはダムの技術者としては、もう地盤の岩質の風化ということは一番気をつけなければいけない問題である、そういうようなことを考えてみますと、やはり農林省でたくさんのダムをやって、干拓もなさるのでありますけれども、そういう
○竹谷委員 話は変りますが、この間、通産大臣と工業技術院長にこの委員会に来てもらいまして、伺ったのでありますけれども、福島、山形、秋田等に多量に賦存するカリを含んだ石英粗面岩という石を化学処理をしてカリ肥料が作れる、これも五万トン以上の生産工場を作れば収支が償うということを、この委員会で答弁しておるのでございます。カリは今全部輸入に待っておる。
○説明員(清野保君) この隧道並びにこれに接合されますところの部分は、実は昭和十七年の戦時中の建設でありまして、その後昭和二十九年に工事の進捗に伴って、十分戦時中の出来高を検討いたしましたところが不十分な点が発見されましたので、隧道につきましては揚圧力を増加しまして、これに対する補強を行い、かつまた、隧道と斜樋の接合部の部分につきましては、当時岩盤でおおわれておりました部分が、岩盤の石英粗面岩が風化
○説明員(清野保君) 隧道の中に非常にかたい石英粗面岩があったのでありますが、その石英粗面岩の中で、接合部に存在する石英粗面岩は、真珠岩がその付近に併入いたしておりまして、その真珠岩の併入の際に熱作用によって幾分風化をしておった部分があったようであります。
今この基礎岩盤である石英粗面岩の風化というお話があったのですが、この石英粗面岩の風化の進行状態をどの程度に見ておられたのですか。
○竹谷委員 まだ東北開発の地下資源の一つとして数えられていないのが、この石英粗面岩でございますが、ただいま通産大臣なり工業技術院長から聞かされたように、どうしてもやった方がほんとうに東北のためになり、また国家の国際収支、肥料の自給という点からも非常にいいと思われるのでありますけれども、このほかにも東北開発の地下資源としてあげられたものは重大なものばかりで、いつかお話したと思いますが、山形、秋田等にたくさんあります
今お話を承わりますと、福島、山形秋田等に多量に枸溶性カリ肥料の原料である石英粗面岩が賦存しておる、こういうことでございます。東北地方は石炭を除いては日本で一番豊富に地下資源を持っておるのでありまして、このような資源もある。これは採算的には今のところ簡単に営利会社がすぐ飛びつくというわけには参らないから、こういう事業こそ、東北開発として取り上げなければならぬのではないか。
しかもこのカリ肥料を取るところの石英粗面岩というのは、実質的に調べて参るというと、何億トン日本にあるかわからない。こういうことなんでありますが、これについてどれだけの予算措置が講ぜられているかということでありますが、ここに私が手に入れましたのには第一次査定額七百五十万円となっております。これは一体どうなっているのですか伺っておきたい。
英国は石英粗面岩というような、何十年たっても変質せざるところの石を敷くというように、そういう科学技術の裏づけを持ったすべての政策が立案されておる。しかるに日本の政策というものは、こういうものに対して最高の国家の科学技術の裏づけなしの政策が行われる。
大体石の質は石英粗面岩または花崗岩だと思いますが、あの付近はそういう大きい石が粘土の中にかまれておる、そういうところでございますので、こういうことが起る原因につきましては、そういうような自然の風化というようなものでございまして、この石も、経路を今検察庁その他で調べておられるようでございますが、のりではかりまして百十メートルくらい上に県道が通っておりまして、その上になお六、七十メートルの山がございます