1972-05-08 第68回国会 衆議院 運輸委員会 第17号
また、前の石田国鉄総裁のことばによりますと、「国鉄の資産は二十数兆円にのぼるが、国の出資はわずか四十億円だ。借金があるが大したものじゃない」こういうふうにおっしゃっております。これも記録がございます。こうした国が金を出さないできた百年の歴史、自分の力と借入金資本でやってきましたこの無理がたまりまして、財政的な危機に追い込んだ最大の原因であるということは、これはよく知られていることだと思います。
また、前の石田国鉄総裁のことばによりますと、「国鉄の資産は二十数兆円にのぼるが、国の出資はわずか四十億円だ。借金があるが大したものじゃない」こういうふうにおっしゃっております。これも記録がございます。こうした国が金を出さないできた百年の歴史、自分の力と借入金資本でやってきましたこの無理がたまりまして、財政的な危機に追い込んだ最大の原因であるということは、これはよく知られていることだと思います。
数年前にこの場所で、当時の石田国鉄総裁自身から、この問題については徹底的に調べてみるという御言明をいただいておりますのに、具体化が全く見られない。全く不可思議な路線といってもいいと思いますが、この片町線の問題について国鉄の御計画なり御方針なりを承ります。
前の石田国鉄総裁は、総裁時代には、この決算委員会におきましてたびたび口をすっぱくして、政策料金が赤字の原因だということを言ってこられた。
前石田国鉄総裁のときにいろいろな話があっておる。こういう本にも出ております。大蔵省の政務次官が連絡会議にかけなければ意味がないというようなことも前総裁が言ってある。そういう意味で、これはどうしてもこういうことを考えなければ、いざ線路が引かれた場合に、国鉄は何千億という余分な費用をまかなわなければならない。どうですか。建設省としても大蔵省としても——大蔵省でも金の出し方にいろいろ問題がある。
石田国鉄総裁は、去る三月三十一日の参議院予算委員会第三分科会において、「物価の上に影響があるということでありまするが、私から言わせれば、それは物価に対しては〇・九%の影響はあると、こういうのですが、国鉄はこれによって輸送力がふえるということになれば、物資の流通というものは非常に迅速に円滑にいくというふうになり、これは私は物資の需要、供給の上において相当プラスになるのじゃないか、」、こういうふうにまあ
○広沢(直)委員 総合方式、それは一昨日もお答えがあっておったわけでありますが、総合方式と一口に言いますけれども、その一環としては、確かにこれも石田国鉄総裁が指摘しておったように、累積すると通勤、通学割引にしてもすでに一兆円になるのだ、単年度でも一千億だ、こういうふうに言っているわけですね。
いかに思い切ったか、こういうことは、予算委員の方は御承知かと思いますが、過日、予算委員会に石田国鉄総裁が参考人として出頭しております。石田総裁は、めったに頭を下げる人じゃございません。しかし、今回の政府のとった措置、大蔵当局のとった措置については、私は感謝感激をしておる、かように申しておるのであります。(拍手)これをもちましても、ひとつこの措置の妥当性について御評価をいただきたいのであります。
しかも石田国鉄総裁に大平通産大臣を会わせる云々と書いてある。レールの購入について「国鉄の配慮を要望する。また価格届け出制などの価格安定機構については国鉄の判断に任せるが、レールの需給計画提出については検討中。」これは通産省の話ですよ。いろいろそれを受けて運輸次官の談なども出ておりますが、これは通産次官が言ったからそれを受けて運輸次官が発言しているわけです。
さっきも触れましたように、できれば石田国鉄総裁のように、月給なんか安くても一生懸命やってみようというふうな人がおってくれれば願わしいことだと思いますし、また給与も、ほんとうにだれが見てももっともだ、民間の優秀な人が誘引できるようなことになし得るものならば、それによって本来の趣旨にかなうような人材が得られるであろう。そういうことにも問題はあろうと思います。
働く婦人の会の委員長の平光さんにお尋ねいたしますが、石田国鉄総裁はかつて、利用者のほとんどは会社から交通費を支給されているので、こうした値上げというものは個人にはあまり影響がない、こういうようなことを言われたことがございます。きょうあなたが、ずっとるる説明されました点によりますと、非常な影響がある。そして、かなりの値上げ率になり、家計への圧迫というものをお訴えになったわけであります。
しかも中曽根運輸大臣、石田国鉄総裁というような即決果断をもって鳴る人ですから、わかったということになれば一分か二分で終わるような内容の問題ですから、そのつもりでお答えをいただきたいと思います。 といいますのは、現在非常な不幸なことではありますけれども、交通事故その他も加わりまして身体障害者という人たちがふえてきているわけであります。
○佐藤(觀)委員 中曽根運輸大臣をお呼びしたのは、昨日——きょうも石田国鉄総裁がここに来られて、いま赤字の大きな原因は、通学通勤定期のために赤字がふえておる、しかし、これは国鉄の責任ではなくて国の責任である、政府の責任である、それだから、断固として自分たちは通勤と通学定期の値上げをするということを言明されました。大臣はこの点についてどういうふうにお考えになっておられるか、伺いたいと思います。
石田国鉄総裁。
○大橋国務大臣 鉄道料金について申し上げますが、先般決算委員会におきまして、石田国鉄総裁が来年度の値上げの可能性について発言しておられましたが、運輸省といたしましてはまだこの話は伺っておりません。
○吉川委員 時間がございませんので、簡単にお答えを願いたいのでございますが、いま日本で朝野をあげて一番御期待を申し上げているのは、いまの石田国鉄総裁ではなかろうかと思います。いま佐藤同僚委員からの御質問に対して、堂々たる御所見を述べられましたので、私には簡単にお答えを願いたいと思います。
九月十二日の参議院運輸委員会会議録第一号で、石田国鉄総裁は——これは深谷の駅に急行列車をとめることに関連しての質問でございますが、答弁をいたしておる。その中で、国鉄総裁はこういうように答弁をいたしております。
したがって、いま石田国鉄総裁がおっしゃるように、政府が政治的な立場からこれは当然身体障害者に対してはそれくらいのことはやってやろう、こういう決断をすれば、こんな告示はもう大臣の権限で朝飯前にできることなんです。問題はあなたの姿勢なんですよ、大臣。なるほどそういうものをはずしてやろう、あなたがこういう御決意を持ってくだされば、身体障害者の諸君は名運輸大臣だということで拍手かっさいをするんですよ。
この事実を誤解して、石田国鉄総裁までが、通勤費は雇い主の負担だから上げてもよいが、通学費は父兄の負担だから上げるのはちゅうちょすると言っています。しかし、いずれもが一般乗客の負担となっている半面を忘れておられるようであります。さらに、もう一つ誤解があります。
そういう意味において私は石田国鉄総裁はよくやっていただいておると思います。そうしてかなり石田さんの性格からいっても奔放にその問題に当たっておられる。ですからその点について疑いはない。
次に、石田国鉄総裁は、NHKで、「国鉄は、国で投資したものは一つもない、全部運賃の中から生み出されたものだ、借金があるが、たいしたものじゃない。」と、このことばは、不正確ではあるけれども、問題の核心に触れていると思います。