1975-12-10 第76回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
なお、本協議会は今後の議題といたしまして、先般ヨーロッパに派遣をいたしました石炭鉱業保安調査団の調査結果、こういったものも議題といたしまして、こういう素材を提供しながら、法規全般にわたりまして御討議を願う、こういうつもりでおる次第でございます。
なお、本協議会は今後の議題といたしまして、先般ヨーロッパに派遣をいたしました石炭鉱業保安調査団の調査結果、こういったものも議題といたしまして、こういう素材を提供しながら、法規全般にわたりまして御討議を願う、こういうつもりでおる次第でございます。
そこで私は海外石炭鉱業保安調査団の報告書を見てみたわけですけれども、それには次のようなこと別言っております。「自己救命器はドイツでは入坑するときは必ず携行しなければならず、その使用可能時間も二時間(能力としては三時間)と長く、耐用年数も長い」と書いてある。一体ドイツにおいてはそういうのがあって、どうして日本にはできないのか、これを鉱山保安局長から答弁願いたいと思う。
日本における災害は欧州各国に比べて非常に高いことが海外石炭鉱業保安調査団の報告書にも出ておるが、そこで第一、欧州はなぜ災害が少ないかという理由に、先ほどお話がありましたが、自然条件が非常にいい、天磐も下磐も非常にいい、こういうお話があった。そこで、はなはだ失礼ですが、私は、日本の保安規則等が欧州の状態等の基準によっていろいろ行なわれておるのではないかという根本的な疑問を持つわけです。