1954-03-29 第19回国会 参議院 厚生委員会 第20号
ところが大阪なり九州なりへ参りますと、紫外線ワクチンをやつていないところが多うございますから、それでカルボール・ワクチンでやつておる、日本国内として見ました場合に紫外線照射ワクチンも行われておるし、石炭酸ワクチンも併せて行われておる。そういう、つまり場所を異にし、人を異にして行われておる意味の併用でございます。同じ人に両方のワクチンを使つておるという意味で申上げたのではなかつたのでございます。
ところが大阪なり九州なりへ参りますと、紫外線ワクチンをやつていないところが多うございますから、それでカルボール・ワクチンでやつておる、日本国内として見ました場合に紫外線照射ワクチンも行われておるし、石炭酸ワクチンも併せて行われておる。そういう、つまり場所を異にし、人を異にして行われておる意味の併用でございます。同じ人に両方のワクチンを使つておるという意味で申上げたのではなかつたのでございます。
最近はパストウール・ワクチンから石炭酸ワクチン、又フオルマリンのことがお話に出ましたが、フォルマリンとか紫外線でやるというふうな方法をとつておられるそうでありますが、フォルマリンは如何でございますか。フォルマリンは石炭酸と変りないのでございますか、それとも紫外線と同じくらいの効力でございますか。
石炭酸ワクチンの場合はまだ余り数が多くないのでありますが、最近の市販のワクチンについてわかつております一、二の例を申上げますと、百二十二名のうちで五名、約五%に後麻痺が出ておるような、そういう数字がございまして、この数字は数がまだ百台の数字でございますから余り断定的なことを申上げるのは無理のように思うのでありますが、紫外線照射ワクチンの場合に八百三十八名のうち二名というのに対しまして、一般石炭酸ワクチン