1951-10-30 第12回国会 参議院 電力問題に関する特別委員会 第4号
従いまして、収支面の石炭購入資金としては殆んど余力はございません。料金原価で認められております石炭費も、新らしい現在の石炭の値段には遥かに及びませず、収支上浮びます石炭資金としては勿論なかつたわけでございますが、年度初め新会社早々石炭購入資金といたしまして市中銀行から特に二億円の融資を受けました。
従いまして、収支面の石炭購入資金としては殆んど余力はございません。料金原価で認められております石炭費も、新らしい現在の石炭の値段には遥かに及びませず、収支上浮びます石炭資金としては勿論なかつたわけでございますが、年度初め新会社早々石炭購入資金といたしまして市中銀行から特に二億円の融資を受けました。
なぜそういうことを依頼いたしましたかと申しますと、これは当時――当時と申しますと昨年のことでございますが、この組合員に対して石炭手当が支給せられることになつたのでございますが、予算経理の関係上、普通の公務員と同じ時期に支給することが困難になりましたので、当時北海道知事から特に要請がございまして、石炭購入資金の前貸しをしたいから、組合の保有金の一部を北海道拓殖銀行の東京支店に預けかえをしてもらいたいという
それから石炭購入資金がその後出たかどうかというお尋ねでございますが、それは少し遅れましたが、支出をいたしました。出したのでございます。
○高倉委員 その石炭購入資金というのが二千百万円だというわけでございますね。
第一に北海道拓殖銀行に対する預金替の問題でございますが、これは昭和二十四年法律第二百号によりまして、北海道在勤の国家公務員に対しまして石炭手当が支給されることになり、従いまして政府は応急の措置といたしまして同地区の国家公務員に対し共済組合から石炭購入資金を貸付けることといたしたのでございます。
特に石炭購入資金として科目が決定せられているもので、全然別なものに流用されておるようなことがあつたら御説明を願いたい。もし資料がなくておわかりにならなければ後日でもけつこうです。今問題になつているように、各種公団その他の支出が、他の経費というような言い表わし方によつて、さまざまな方面に使われておるというふうに見られておりますので、特にささいなものでありますが、この点だけ伺いたいと思います。
石炭購入資金並びに寒冷地給の支給に関しましては、北海道その他の寒冷地におきまする生活の実情に鑑みまして、政府といたしましては、早急に措置すべき重要な問題と考えておりますので、でき得るだけ早い機会におきまして、これが成案を得べく目下関係方面と協議中でありまして、追加予算の編成とも睨み合せ、十分御決議の御趣旨に副うよう努力いたしておるような次第であります。
その後、この給與がいかに必要であるかということが、みんなに徹底して参りましたので、昭和二十年ごろから、北海道におけるところの出先機関である各省、各局の首長も、これと同調いたしまして、組合の提出する石炭購入資金あるいは寒冷地手当の支給と同時に、各局の首長会議が持たれまして、これからも、ほとんどそれと同じ要求が、それぞれの省に向つて提出されております。
————————————— 寒冷における煖房手当並びに寒冷地手当支給に関する決議案 寒冷地における煖房手当並びに寒冷地手当支給に関する決議 北海道居住の官公職員に対し煖房用石炭購入資金の至急並びに北海道その他寒冷地域居住官公職員に対する寒冷地給の早急支給をなすため、政府は、速やかにこれが補正予算を計上し、本國会に提出すべきである。 右決議する。
○大池事務総長 さつきお願いいたしました石炭購入資金及び寒冷地給支給に関する決議案、これは館さんの方から出ておりましたが、それ以外に各党とお打合せの上、館さん外二十八名が追加されて提案されております。それ以外に森三樹二さんほか七名で、寒冷地における官公職員に対し、暖房手当並びに寒冷地手当支給に関する決議案というのも出ております。これをどう取扱いますか。それから尾崎さん外二決議案が出ております。
○大池事務総長 それ以外にちよつとお考えおき願いたいと思いますのは、石炭購入資金及び寒冷地給支給に関する決議案が、提出されたままになつております。この取扱いをどうするかまだきまつておりません。それから尾崎行雄さんの衆議院解散に関する決議案も御提出のままになつております。もう一つ婦人代議士の方から提出されております本会議の開会時間を正確に取扱えという決議案も出ております。
それから石炭購入資金並びに寒冷地給支給に関する決議案、館さんから出ております。この両決議案は、その内容の点、並びにこれを上程するや否やということは、当運営委員会が論議をして決定してもらいたいという、関係方面の申入れがあります。これをそのまま決議案として取扱つて上程するしないということは、適当に当委員会において決定があるようにということでございますから、御研究を願います。
石炭購入の方は、北海道居住の官公職員に対して、石炭購入資金と寒冷地給の資金を出すために、補正予算を提出せよという意味のものでございます。