1975-07-21 第75回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第10号
八番目、石炭値段、いわゆる炭価問題のことでございますが、現状が、物価安定をするという国民の意見が非常に強いことを了といたしておりますけれども、昭和三十二年代から炭価の値上げがない現状で、私ども労働条件その他が低劣で抑えられてまいりました。
八番目、石炭値段、いわゆる炭価問題のことでございますが、現状が、物価安定をするという国民の意見が非常に強いことを了といたしておりますけれども、昭和三十二年代から炭価の値上げがない現状で、私ども労働条件その他が低劣で抑えられてまいりました。
今の石炭値段の差からいきますと、これはとても成り立ちません。したがって、産炭地で何も石炭会社がやる必要はないので、だれがやっても、政府は必要な援助をするというつもりでございます。
石炭業者は自己本位に石炭値段をつり上げて、石炭化学の日本で進む道をとめたのであります。また、燃料エネルギーも、石炭から石油に移る基因を作っていったのであります。それに対しまして自由民主党政府は無為無策でありまして、また、石炭資本はただただ利潤の追求にのみ専念いたしたのでありまして、その結果が今日の石炭産業の衰微となって現われているのであります。
しかるに新物價體系ができ、石炭値段が改訂せられた後の人々は、現在ごく安くても冬になれば運送賃をまぜて千五百圓以下では配給品も手にはいりません今まで配給されたのは多いところで一トン、少いところでは半トンであります。こういうぐあいで、これは官廳に勤めておる人も民間の人も同じであります。