1950-05-02 第7回国会 参議院 通商産業委員会 第28号
しながら、現下我が国の石炭鉱業が当面しつつある困難性は、新らしい角度から十分検討されねばならない、特に政府当局においては、石炭需給の表面的現象に眩惑されて石炭事業の根底に横わる本質的問題の把握に誤まることのないよう十二分に努力して貰いまして、国管法なき後の空白時代に処して適切なる処置を講ずると共に、可急的速かに我が石炭鉱業の確立と、これがためにする国家的立場からの助成、乃至は監督指導を内容とする石炭企業法
しながら、現下我が国の石炭鉱業が当面しつつある困難性は、新らしい角度から十分検討されねばならない、特に政府当局においては、石炭需給の表面的現象に眩惑されて石炭事業の根底に横わる本質的問題の把握に誤まることのないよう十二分に努力して貰いまして、国管法なき後の空白時代に処して適切なる処置を講ずると共に、可急的速かに我が石炭鉱業の確立と、これがためにする国家的立場からの助成、乃至は監督指導を内容とする石炭企業法
例えば石炭開発金庫法案とか、中小炭鉱に対します損失補償の融資制度、或いは石炭鉱業坑内災害復旧補償法というようなものをそれぞれ考えまして、これが必要がありましたならば実施をいたしたい、かようなことでやつて参つたのでありますが、御指摘の石炭鉱業安定法と申しますようなものも一応俎上に乗せまして、かような名称にしないものは石炭企業法というような名前もつけましたし、石炭資源に関します法律というような言葉も使いましていろいろやつて