1949-05-24 第5回国会 衆議院 農林委員会 第31号
從つて、これを石炭並に配るといたしますと、石炭は御承知のように、労務者の人員が全体でもつて約五十万人であります。この五十万人に対しまして配られておりまする一人当りの基準量を農村に確保いたすといたしますと、少くとも農村の人口は、労務者だけでも約千二、三百万と想定されますので、相当の供給力の飛躍的増大がありませんと、なかなか石炭並の配当は困難である。
從つて、これを石炭並に配るといたしますと、石炭は御承知のように、労務者の人員が全体でもつて約五十万人であります。この五十万人に対しまして配られておりまする一人当りの基準量を農村に確保いたすといたしますと、少くとも農村の人口は、労務者だけでも約千二、三百万と想定されますので、相当の供給力の飛躍的増大がありませんと、なかなか石炭並の配当は困難である。
しかしながら、現下の電力の現状に鑑みまして、電力のベースを石炭並に引上げるのでなかつたならば、深刻なるところの電力の不足を補うことは絶対にできない。全日本の産業界、中小工業者、農村、般家庭の苦痛を一日も早く軽減せんがためにも、どうしても石炭のベースと同じように電力ベースを引上げられんことを切望してやまざるものであります。