1986-12-02 第107回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
それは一々御説明するまでもなく、内外炭格差、国際的な石炭ブームが終わった後海外炭の価格低下が始まり、やがてそれに円高が追い打ちをかけまして価格差が大幅に拡大して、需要業界としてその負担に耐え切れないという状況が一部に出てきたことでございます。
それは一々御説明するまでもなく、内外炭格差、国際的な石炭ブームが終わった後海外炭の価格低下が始まり、やがてそれに円高が追い打ちをかけまして価格差が大幅に拡大して、需要業界としてその負担に耐え切れないという状況が一部に出てきたことでございます。
○向坂参考人 第七次政策を審議しておりましたころは国際的に石炭ブームでございまして、内外炭の格差は縮まると同時に石油に対して石炭は割安になるというような状況で審議が行われました。そのとき私どもの判断はやや楽観的過ぎたかもしれません。
○向坂参考人 第七次策のときは世界的に石炭ブームでありまして、その状況がまだ続くものと考えてああいう政策がまとめられたわけでございますが、私自身も見通しを誤ったということは率直に言わざるを得ないわけでございます。 これからのエネルギー情勢も、先生の言われるとおり、非常に不確実な状況があると思います。
これはこの前の石炭ブームの一九五〇年代のときでございます。石炭問題については技術及び会社の企画という形で長年やっておりまして、現在は立命館大学で、先ほど岩尾先生が一橋は技術屋がいてやっているよと言っていますが、私も技術屋でございまして、工学博士のあれをもらっていますが、立命館で社会学系、人文系の学生に技術論の講義をしております。
○参考人(村田富二郎君) 南アのサソールというのは、実は一九五〇年代の、この前の石炭ブームのときにつくられた工場なんです。これはどういうことかといいますと、私が戦争中にやっておりましたフィッシャー法という、石炭をガス化してそれから合成していく方法でござざいますが、実はあそこはヨハネスブルク、御承知だと思いますが金属製錬の盛んなヨハネスブルクがあります。
したがいまして、こういった観点から、かつてはいわゆる石炭ブームとかいわれまして非常に石炭の物量全体の入手に困難を来たした時代もございますけれども、現在はこういった適正炭というものをいかにして国鉄が所要量を確保するかという観点から、一般のオープンの方式に準ずるような方式をとってこれを調達するといたしますと、どういたしましても一時限りの場当たり的な調達になるというようなことから、こういった適正炭の確保に
そこで石油会社で炭鉱を買収するなど、石炭ブームの再来が伝えられておる。こういう記事を見たのですけれども、石炭からガソリンを抽出するという、そういう研究が現在政府のほらでなされておるかどうか、その点についてお聞きします。
いま石炭ブームでないから、そんなものは少なくなりましたが、石炭のブームがあれば、みなそうです。暴力団を置いて、監督官なりが行こうとしても、昼行ったら坑内の中に入れるような状態ではないのです。だから、やはりこれはいざというときにはとっておかなければならぬわけです。
しかもその地盤沈下の傾向あるいは河川の形状の変化は最近における石炭ブームに乗ってますます顕著になってきておるという現状があるわけです。日本における典型的な汚濁水の流れておる遠賀川は今度の水道法に重要な関係を持つことになるわけですが、一体政府はこういう汚濁水の問題をどういう工合に考えておるのか。こういうことをまず水道法を今度国会に出しております厚生当局のお考えを政務次官から承わっておきたい。
石炭ブームなんですからね。今われわれのところでは盗掘が起って鉱業権者が責任を負わずに困っておる。盗掘というのはこれは私はこの前新知識を得たのですが、民法上の違法行為であって、鉱業権者の責任にならないのですよ。泣き寝入りだ。だから河川が陥没してがっといっても盗掘だったら何ら文句は言えない。そしてその盗掘をした人に財産でもなかった日にはこれはお手上げですよ。
特にこれは中小炭鉱でございますが、昭和二十九年、三十年の春等には、非常に苦難な状態でございましたが、今は石炭ブームとも言われるほど非常な好景気である、しかも石炭は何ぼ掘っても足りないというような状況でございますから、賃金値上げによる要求を——切りくずされた要求を旧に復するという切実な訴えを、この事務所の前の道路上に集まって多数が要求し、そこにすわり込んだ、こういうようなことが行われた。
特にここに注意すべきは、二十八年、九年の両年の間その不況に呻吟しておったところの常磐地区石炭業が市況の好調と低品位石炭の活用の見通しによりまして石炭ブームと言われるような二十六年、二十七年に近い好況を続けておる事実であってしこうしてこの部門でも他の部門と同じく中小企業や零細企業は相変らず原料高製品安に苦しんでおるとのことで、大企業と中小企業との差がますます大きくなりつつある現象を見るのであります。
現在の段階においても資本を蓄積しなければならんという経営者もおりましようし、又石炭ブームのときは資金をどつさりポケットに入れて、景気が悪くなつたら労働者を放り投げて逃げていく経営者もおりましよう。それから我々経営者のやはり内部においても言い分のあることは考えております。
先ほどまあ他の委員のかたから中小炭鉱の話がありましたが、私は必ずしも弱い者を潰せというのじやありませんが、ただ過去の石炭ブームであるとか何とかによつて一時的に膨れ上つたもので現在になつて見ればそれが必ずしも国家の産業の将来のためにプラスにならんという面につきましては他の方途で救済することによつて、それを必ずしもいつまでもその業種を国の援助補助によつて育成して行かなければならんということは私は通産大臣
たとえば石炭の場合を考えてみましても、あの異常な石炭ブームによつて非常な利潤を獲得した。これに対して賃上げを申し出たところが、それに対して今まで非常に不況であつたからとか、あるいは新しい設備をしなければならぬということで、これらの利潤のわけ前を与えることを強く拒否したわけであります。そういうところから昨年のああいうような非常に大きな争議も起つたと思います。
戦後と申しますか、戦前から通じて初めてのいわゆる石炭ブームと申しますか、そういう好況期にぶつかつております。しかしながら石炭鉱業そのものを根本的に掘り下げて考えてみますときに、長い間の一つの企業体を考えますと、決して今日のような、あるいは今日もうすでに低調に向つておりますけれども、先ごろまでのような石炭鉱業の好況が続くものとは考えておりません。