1953-09-11 第16回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第2号
大体現在の生産量から申しますと、電解法が二割五分乃至三割、ガス法、石炭、コークス法のほうが七割乃至七割五分という程度であります。
大体現在の生産量から申しますと、電解法が二割五分乃至三割、ガス法、石炭、コークス法のほうが七割乃至七割五分という程度であります。
たとえば電源開発の増強ということによつて受けます化学肥料工業の利益について一言申し上げますと、現在の化学肥料工業は電力関係からいたしまして非常にきゆうくつでございますので、石炭関係を主といたします石炭コークス法あるいは一般的にガス法と申しておりますが、これに七七%くらいの重点を置きまして操業をいたしております。
なお化学肥料工業自体に対する合理化の問題につきましては、従来も合理化資金という面におきまして特段の留意をいたしておる次第でございますが、先般来当委員会においても申し上げましたように、さしあたり肥料工業のうちで割高と考えられます石炭——コークス法のコスト引下げにつきまして、特に必要なる合理化、設備の改善ということの問題に対する資金は優先的に考慮いたしたいと思います。