1965-04-15 第48回国会 衆議院 運輸委員会 第24号
このおもな需要でございますが、一つは石灰窒素、カーバイド、これはこの産業の関係の大手十八社のメーカーがお使いになっておられまして、製品は主として石灰窒素肥料、市販用のカーバイド、それから有機合成、塩化ビニールというようなものができております。またもう一つの産業は、石灰用の焼成ということでありまして、全国約五十社のメーカーが原料として使用いたしております。もう一つはガス業界でございます。
このおもな需要でございますが、一つは石灰窒素、カーバイド、これはこの産業の関係の大手十八社のメーカーがお使いになっておられまして、製品は主として石灰窒素肥料、市販用のカーバイド、それから有機合成、塩化ビニールというようなものができております。またもう一つの産業は、石灰用の焼成ということでありまして、全国約五十社のメーカーが原料として使用いたしております。もう一つはガス業界でございます。
○小坂分科員 今申し上げたのは、硫安と全く性質の同じ石灰窒素肥料などは、その赤字はその会社でやっておるわけです。他の過燐酸その他のものもそうです。だから業者とおっしゃいますけれども、やはり公平になるよう、当局において指導されるのがむしろ望ましいと思うので、一言申し上げておきます。
○渡辺参考人 従来あそこでやっておりました石灰窒素肥料は、実際においてトン二千五百円ほどの、原価を割った価格でもって商売せざるを得なかったのであります。それは農林省等の肥料価格に対して、指示価格と申しますか、そういうものがありまして、それからなおいろいろな設備が十分でありませんので、原価が高くなっておったのであります。
現在の需要量で申しますと、現状におきましては、カーバイドの約半分は石灰窒素肥料の需要でございますが、五年後におきましては、有機合成関係の需要量がほぼこれに匹敵する、こういう見通しでございますので、この点につきましては、近くカーバイド工業の育成に関する計画につきまして省議でこれを決定するという準備をいたしておるわけでございます。
そういつた見地からいたしまして、ただいまおおむね窒素肥料で申しますと、二百五十万トン近い生産を実現し得る段階になつておりまして、石灰窒素肥料はもちろん国内に最優先に、あるいはこれを集中して供給する建前でございますので、海外需要の比較的多い硫安を、輸出産業として一面伸ばしたいという気持で努力して参るつもりであります。
それからカーバイドの横流という言葉はちよつとどうかと思うのでありますが、今カーバイドの統制はやつておりませんから、法律的には、それはお説の通りでありまするけれども、石灰窒素肥料の増産のために、特に非常な電力上窮屈な際にかかわらず、石灰窒素工場に、飛躍的に今度五十万トンにしよう、四十万トンそこそこのものを五万トンにしよう、何割増すために電気をよこせということを言う以上は、電気はその目的のために使うということは
或いはカーバイドを育てて石灰窒素にするという方面の作業をするとか、その次にはためて置いたカーバイドを以て石灰窒素肥料のほうに重点的に使つて行くというようなことをやりまして、毎月々々割当てました電気は石灰窒素の生産量とは必ずしもミートしないのであります。
東北振興株式会社に関連するものでございまして、東北振興株式会社の今後発展を期して行くためには、基本的な事業を東北の未開発資源の開発をやるということ、それを基本的の事業として、将来東北振興会社は伸びて行かなければならぬ、そういう建前から目下、東北振興株式会社におきましては、政府がいたしております、たとえば北上川水系の治水事業とか、これに関連して発電の仕事をいたし、発電の後にこれを利用いたして、あるいは石灰窒素肥料