1974-08-28 第73回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第2号
まず第一に、LPガスの場合は半分国内の石油精製過程でできますし、あとの半分はやはり産油国から輸入しなければいけない。その輸入LPガスの価格がこの四月一日に実はさかのぼりまして約六〇%、すなわちFOB価格でトン当たり七十ドルから百十三ドルに値上がりした。
まず第一に、LPガスの場合は半分国内の石油精製過程でできますし、あとの半分はやはり産油国から輸入しなければいけない。その輸入LPガスの価格がこの四月一日に実はさかのぼりまして約六〇%、すなわちFOB価格でトン当たり七十ドルから百十三ドルに値上がりした。
石油精製過程から出てくるものは非常に簡単。灯油だってA重油、B重油、すべて簡単ですね。価格の構成も非常に簡単。こういうものはストレートに特定標準価格ということで直ちに精査して、特定標準価格というものに持っていくことの努力をいたしますか。やはりこういうものも標準価格、特定標準価格という段階を経ますか。
○川端小委員 もう一つ、これも素朴な、しろうと的な意見だが、最近、せっかく御努力をいただいていると思われる精製業の業績が、ドルの切り下げによる、円の切り上げによるメリットというものがあまりないという姿の中には、やはり石油精製過程に生まれてくる化学製品の不振が大きな要素になっているのじゃないかと思うが、これはたいしたことないのですか。やはり要素の一つになっておるのか。この辺をひとつ簡単に……。
第一に、石油精製過程において回収される硫黄の増大に伴って起きてくる硫黄鉱山の危機は、鉱山労働者や地域経済の犠牲によって行なうべきではないということであります。ことに過疎問題として提起されております地域格差の是正をはかるためには、地下資源産業を確保することが必要であることは言うまでもないことであります。
○平岡委員 経済性の問題はむろんありますけれども、まずもって、絶対量自体がガソリンに対比し得ないというのだったら私の議論は成り立たないわけですが、いまお聞きしますと、できるならば、石油精製過程ないし石油化学系統の開発によって、自給までではないのですけれども、多くの部分をそれに求めるということ、それからあとは、背後に中東に無尽蔵にあるということをお伺いすれば足りるわけです。
いまあなたのお話では、石油精製過程からのバイプロダクト、それから石油化学系統のものの御示唆があったと思うのですけれども、一番大きなものは、やはり純一無垢の純度の高いものは輸入の液化天然ガスであると思います。むろん、産地は中東に多いわけですが、この点はほとんど無尽蔵ではないのですか。
この第二条の油性混合物というのは、石油精製過程における海上廃棄物ですね、それは含まれますか。これが第一点です。 それから私はどうも字にあまり強くないのですが、第二条に油送船と、こうありますけれども、油を送る船、それとよく木へんの槽という字を書いた油槽船というのがありますね。木へんの槽という字です。一体これは同一のことばなんですか。
私の言うのは、石油精製過程における油がありますね。海上廃棄をするものがあるのですが、それもこの油性混合物という対象になるのかどうかということを実はお聞きしたいわけです。 それからいま一つ。運輸大臣が御答弁いただきました油送船というのは、そうすると木へんの油槽船もこれと同一用語だというふうに理解してよろしいですね。
いわゆる石油精製過程から起きる廃棄物ですね。この中に一万立方メートルに対して一立方センチメートルあった場合にどうするか。しかも、それが非常に悪臭を放つという事例がこれは事実あったわけですから。
特にプロパン化は、輸入液化天然ガス及び石油精製過程から得られる一酸化炭素と炭化水素の適格量のものをもっていたしまして、石油化学系統のいわゆるプロパンガスは、その実におきましては有害度の強いリタンガスであるから、こういうものは禁止しなければならぬと思っておるわけでございます。自動車にはこれを使用させないという法律制定に踏み切らなければならぬと思っております。
それで前に戻りますが、まず、いま中川さん言われるように、たとえば石油精製過程から生まれてくるこの問題は、地上で処分をするというのはむずかしいと思いますね。埋蔵するといっても限度がありますしなどするので、なかなかむずかしい。そうなってくると、どうしても海上に捨てるという以外にはないというふうになろうと思います。
もう一つ問題は、石油精製過程に出てくる硫黄、これは現在二万五千か二万トンぐらいですが、現存の石油精製の規模からいえば八万トンぐらい出るらしい。そうすると、これが硫黄鉱山に対して大きな影響を与えると言いますか、壊滅的な影響を与えるのです。それやこれや考えますと、何らか特別の措置が必要だと思うのです。
一方生産の面におきましては、御承知のように石油精製過程におきまして、逐次高オクタン価のガソリンを精製し得る近代的の精製設備が相次いで完成し、あるいは完成しようとしておる。そういう関係から石油化学工業の成立に必要といたします、均一したしかもこれが生産に適した成分を持っております排ガス等の供給が量並びに質の面におきまして期待し得る条件がそろってきた。