2016-04-01 第190回国会 衆議院 本会議 第21号
石油支配でかつて巨万の富を築いたロックフェラー家が、今や脱化石燃料の先頭に立っているのです。 このロックフェラー基金の決断についてどのように評価しておられるのか、御答弁をお願いいたします。 このように、世界は着実に脱化石燃料へと向かっています。なぜ日本だけが世界の潮流に逆らって石炭火力発電所を推進しているのでしょうか。
石油支配でかつて巨万の富を築いたロックフェラー家が、今や脱化石燃料の先頭に立っているのです。 このロックフェラー基金の決断についてどのように評価しておられるのか、御答弁をお願いいたします。 このように、世界は着実に脱化石燃料へと向かっています。なぜ日本だけが世界の潮流に逆らって石炭火力発電所を推進しているのでしょうか。
しかしアメリカのメジャーといえども石油支配にはもう魅力がない、もうかることはないんだから。まは現実に三八%までアメリカのメジャーが石炭鉱業権を支配してしまっている、こういう状態でしょう。そうすると、おのずから外国炭だって寡占化しますよ。高くなってきますよ、間違いなく、アメリカのメジャーが石炭も支配した限り。
それからアメリカの石油支配が非常に強まっていった。そういう中でパーレビ王政に対する国民の批判、同時にやはりアメリカの支配に対する非常に強い国民の怒りが伸びていって一昨年の暮れから去年という事態になったというふうに私は考えているわけですね。
メジャーの石油支配、市場支配というものは、これは御承知のとおりである。私は、この石油というものは産業の血液である、人の生存というものに欠かすことのできないものなんだ、したがって電気やガスの料金と同じように、石油製品の値上げに対しては、なぜに値上げをしなければならないか、その経理内容についても公開をさせる必要がある、石油業界に対してこれを義務づける必要もあるのではないか、こう思います。
さらに、メジャーの石油支配に追随せず、資源産出国の主権を尊重する立場を確立するととは、自主的エネルギー資源政策のかなめをなすものであります。 政府は、これらの問題に対してどのような見解を持ち、どのような対策を講じようと考えているのか。 また、中東政策についても、日本政府の自主的な立場を明確にして臨むべきであります。
先ほども議論がありましたメジャーの石油支配の問題に対して、日本がもっと自主性をもって臨まなくちゃならぬ。今度の石油危機に際してもこれは非常に重要な点だと思うのです。