2002-11-26 第155回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
いずれにしましても、ロシアはチェチェンの武装勢力、この間のモスクワの事件でも御案内のとおり、そうしたチェチェンの武装勢力との対決を米国が反テロ戦線の一環として認知する限りにおいて米国のユーラシア進出を一部黙認できるわけでありますが、しかし、固有の利益、すなわちチェチェンを経由した石油パイプラインの問題、石油利益の問題、さらにもう一度申しますが、イラクにおける先ほど触れたロシアの伝統的な権益、あるいは
いずれにしましても、ロシアはチェチェンの武装勢力、この間のモスクワの事件でも御案内のとおり、そうしたチェチェンの武装勢力との対決を米国が反テロ戦線の一環として認知する限りにおいて米国のユーラシア進出を一部黙認できるわけでありますが、しかし、固有の利益、すなわちチェチェンを経由した石油パイプラインの問題、石油利益の問題、さらにもう一度申しますが、イラクにおける先ほど触れたロシアの伝統的な権益、あるいは
そうなってきますと、米英資本というものは日本が甘い汁を与えたということで現地側の反撃を受けるでしょうから、それにソ連の政治的策動というものが加味されてきて、中東がこの石油利益のバランスの問題で波乱を、災いを生み出すという重大な政治にまで発展する、これをお考え願わなければならぬ。そうなってきますというと、米英資本は、このアラビア会社をつぶそうとします。